某所から転送されてきたので紹介。河内、市川両弁護士はいずれも自由法曹団所属である

IK改憲重要情報(10[201341]


 私たちは、内外の改憲をめぐる動きと9条改憲反対運動についての情報を発信します。(この情報を重複して受け取られた方は失礼をお許しください。転載・転送は自由です。)

   

弁護士 市川守弘、弁護士 河内謙策


連絡先:〒170-0005東京都豊島区南大塚3-4-4-203 河内謙策法律事務所

(電話03-6914-3844,FAX03-6914-3884)


 弁護士アピールを支持する市民の会

 http://2010ken.la.coocan.jp/kaiken-soshi/ 


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  弁護士「要望書」についての各政党の反響


 320日までに集まった市民の署名のコピーをもって、

河内が政党回りを続けています。その結果、41日現在で、各政党の反響が大体分かってきました。大雑把にいうと次のようになります。


 要望書について、基本的に賛成ー新社会党、日本未来の党、社会民主党

 要望書について、基本的に反対ー日本共産党

 検討中ー生活の党、緑の党、みどりの風、新党日本、新党大地


 この結果をどうみるべきか、特に日本共産党にどういう態度をとるべきか、要望書を提出した弁護士のなかで検討がなされる予定です。このメールをみられて御意見のある方は、それぞれのMLで見解を発表されて も結構ですし、河内にメールやFAXで見解を送っていただいても結構です。参考にさせていただきます。

 本日は「IK改憲重要情報(9)」で触れられなかった政党の反響を述べます。少し、長いメールになりますが、ご容赦ください。


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 328日午後、谷岡郁子・みどりの風・参議院議員の秘書・清水徳雄さんにお会いして、みどりの風の見解をお聞きしました。

 清水さんは、「昨日も神奈川の婦人の集まりがあったのですよ。そこで、私が話したと同じ事になりますが、皆さんの気持ちは良くわかるし、私たちも同じ気持ちです」と切り出されました。清水さんは、「ただ、広範な勢力が結集して闘う必要は分かるのですが、みどりの風 は、先の総選挙で日本未来の党に協力したものの敗北してしまったという経緯があるので、すぐに賛成とはいえないのです」と話されました。

 そこで、先の総選挙の結果をどうみるか、という話になりました。河内が、先の総選挙は、マスコミに振り回されたということがあるのではないか、マスコミの動向に左右されない平和政党をつくりあげなければいけないのでは、というと、清水さんは、私たちの努力の一端を知ってほしい、ということで、「みどりの風」党綱領を持ち出して説明されました。

 結局、「みどりの風」としては「引き続き検討いたします」ということでした。非常に丁寧に話を聞いていただき、

私たち市民の立場に非常に近いと感じました。


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 新党日本にFAXで会見を申し込んだところ、先の衆院選で新党日本は国会議員ゼロになってしまった、まだ参院選の方針が確立しないので待ってほしい、ということでした。


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 生活の党に対し、FAXで会見を申し込んだ後に電話したところ、「現在検討中である」という秘書の方の応答がありました。


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 新党大地代表の鈴木宗男事務所を訪問したところ、秘書の方が出てきて、「署名のコピーは必ず鈴木宗男に渡し検討いたしますので、お待ちください」ということでした。


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 41日、参議院 議員会館にある、社民党福島みずほ参議院議員事務所を訪問し、社会民主党組織局長中川直人さんと懇談しました。ところが、多忙にもかかわらず、福島党首が途中から話に参加し、社民党の立場を説明していただくことになりました。

 話は、安倍内閣の危険性と高支持率の話から始まりました。私(河内)が「今度の参院選のことを考えると心配で心配でしようがない」というと、福島みずほさんも同調されて、「とにかく自民党の憲法改正草案の危険性を広く知ってもらわなければならないと考えて様々な取組をはじめています」といって「憲法スクール」の試みなどを話していただきました。

 今度の参院選挙については、「なんとしても、安倍のたくらみを許してはならない。そのためには、広範な 勢力が結集するように選挙をたたかわなくてはならない。社民党は、社民党の党籍のある人だけを応援するというようには考えていない。今度の山口の参院補選では、無所属で立候補する平岡秀夫さんと政策協定をして応援しています。また、沖縄でがんばってきた山シロ博治さんが比例区で無所属で立候補する予定なので、応援します。

 社民党は、脱原発基本法案についても、みどりの風や生活の党とともに奮闘してきました。そういう中で、みんなの党の中からも、法案の成立に協力します、という議員が出てきています。私たちには、そういう経験もあります。

 ですから、安倍のたくらみを許さないための広範な勢力の結集を呼び掛けるという点で、要望書の趣旨には基本的に賛成です」と話してい ただきました。


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 328日に、私(河内)が、日本共産党に対し、FAXで会見の申し入れをしました。共産党は、FAXを受け取った後、会うとも、会わないとも、明言しない状態が続いていたのですが、329日夕方、突然2枚のFAXが私のところに送られてきました。「要望書」に賛成できない、ということでした。事は重大なので、共産党の文書の全文を以下に紹介します。


[河内への文書]

 

河内謙策 様

           2013329日 日本共産党


 昨日ファクス文書3枚を受領いたしました。


 「原発」や「憲法9条」の問題について、参議院議員選挙対策としてあれこれの政党の「連合」を探求しても実現の可能性は極めて 乏しいというのが、私たちの考えです。

 いま必要なことは、即時原発ゼロ、憲法9条改悪反対の世論を草の根から盛り上げ、圧倒的な多数派を作り上げていくことだと考えます。湧き立つように世論を起こしていくなら、それが政党にも影響を与え、参院選挙の結果にも積極的な成果をもたらすでしょう。


 参院選に向けての政党間の協力問題については、私たちはすでに315日、「脱原発かながわ勝手連」の要請にたいして、私たちの原則的立場を文章にして回答し、翌日付の「しんぶん赤旗」にも発表しました。ご参考までに、この回答文書を合わせて送付させていただきます。


 簡単ですが、以上をもってご返事とさせていただきます。



                        以上


[参考文書]


「大合流」の要請について(お答え)

           2013315日 日本共産党


 来るべき参議院選挙にむけて、みなさんから「『大合流』の要請」という文書を頂きました。私たち日本共産党の考えを簡潔にお答えさせて頂きます。


 みなさんの「要請」文書は、12の「政党」にたいして、「大同団結、とりわけ比例区では大合流を、選挙区では選挙協力を」と求めておられます。その理由は、「先の衆議院選挙において、原発ゼロの政策を掲げた政党が乱立した結果、有権者の『原発ゼロ』の思いを託した票が分散し、死票が多く出た┅┉同じような過ちを繰り返して欲しくありません」ということです。

 参院比例代表選挙は全国1区の大選挙区で、政党 への支持票がそのまま議席に反映するもっとも民主的な制度であり、「死票」はきわめて少なく、すべての党が議席を増やせる可能性があります。みなさんのいう「大合流」の意味は必ずしも鮮明ではありませんが、参院比例選挙の性格に照らして、その必要性も可能性もないと考えます。各党がそれぞれ全力を尽くして議席を増やす、そして選挙後の国会で一致点での協力を積極的に追求する(日本共産党は最も熱心にやっています)これでいいのではないでしょうか。

 選挙区での「選挙協力」についてですが、私たちは、国政選挙での政党間協力の基本的ありかたについて、つぎのように考えています。

協力する政党が中央レベルで協議し、ゞ力して実行する政策(内政・外交を含む国 政の基本にかかわる一定の包括的な政策)を明記した政策協定、△匹料挙区でだれを共同の候補者にするか、また選挙協力を具体的にどう進めるかなどの内容を含む組織協定ーこの2つの協定を結び、国民に公表して協力する。それにくわわる政党の関係は、対等・平等であり、候補者の調整などもギブアンドテイクの原則にもとづいておこなう。

 日本共産党とこのような協定を結ぶ条件や意思のある政党があれば、私たちは当然積極的に協議します。しかし、現在、このような協定を日本共産党とかわそうという政党は存在しません。何の協定もなしに、日本共産党の候補者をおろしたり、党籍をはずしたりすることを求めるのは、「選挙協力」とは 似て非なるものです。上記の条件に欠ける「協力」は、協力ではなく、野合のそしりを免れないでしょう。


 参議院選挙で、「原発ゼロ」の日本、よりよい日本への前進ができるよう、日本共産党は、みなさんとともに全力を尽くす決意です。


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                     以上