電子書籍「日本共産党の研究」発売＆おまけがすごい

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電子書籍サイト、ebookjapanで立花隆の「日本共産党の研究」が出る。
立花隆全集の一環だが、別巻として「『スパイ査問事件予審調書』 等資料集」が新たに出されることになったのが最大のトピックだろう。

以下引用
今回の電子化にあたって別巻として新たに編集した『「スパイ査問事件予審調書」等資料集』には、大森銀行ギャング事件（赤色テロ事件）の実行犯・中村経一 の手記と、スパイ査問事件の実行行為者・木島隆明、袴田里見（元副委員長）の予審調書を収録。生々しい犯行の実態を当事者が語る、歴史的資料です。 

 

Comments

[1. QP]

この本を読んでない党員・元党員の方がいらしたら、ぜひ読んでください。

神話化された戦前の日本共産党の「不屈の精神」と「崇高な情熱」で導かれた革命運動の実態がどんなものだったか、よく考えられる機会が与えられると思います。
「これじゃあ、弾圧されるのも無理ねえや」
と目から鱗の方々も出てくると思います。

特に我が郷土の未来を託したい青年パープル君にはぜひ読んでほしいものです。

[2. 反共]

＞＞1
離党されたりすれば違った考えだとおもいますが、
読んだところで偏見や反共攻撃といわれるのが常です。それが建前としてもね。ﾑﾀﾞですこういうﾊﾞｶ党に洗脳されているものはゴーイングマイウェイですから。

[3. 政治将校]

「犬は吠えても歴史は進む」って反論本を書いた故・小林栄三常幹こそ、立花氏「日本共産党の研究」の信ぴょう性を最も確信していたでしょうね。

なにしろ、党内での宮本殺人問題秘密調書を作った張本人ですから。少なくとも建て替え前の党本部資料室にあった原本が今後、失われないことを祈りますよ。歴史的記録なんだから、公文書というべきものですからね。後世の歴史研究家が手にすべきもんです。

反共さんの言うとおり、いま現在活動している党員は読まないでしょうねえ。でも、元党員や活動に疑問を持ち始めた党員は、これを機会に読むこともあると思います。手軽に入手できるのは、ありがたいですね。調書はぜひ読んでみたいです。

[4. 反共]

政治将校様
日共批判が建前云々というのは、党員は党の悪事を知っていても表に出さない出せない。離党するにできない立場でもあるからです。
それから党で飯食っている連中は、こんなの読んだところで事実としても信じないか信じないふりをするだけです。それで著者の人格攻撃をするのがお決まりコースですね。
仮に共産党批判本の内容と党の前衛幹部どちらを信用するかといえば、もう答えは後者しかありませんし。
まあ、どんな党や組織にも欠点や批判はあります。だからこれはこれとして受け止めればいいのですが、そこは前衛思想が邪魔するんでしょう。
公党に対する批判がタブー視されたり、人格攻撃に摩り替えられるようなら政党として存在する資格はありません。ただちに津久井密教に転向しなさい。

[5. わくわく＠政治将校閣下 反共閣下]

私は共産党員の経験もなく、共産党に関与したこともないので、内部事情に関しては「どうでもいい」としか思ってないのですが（笑）、それはともかくとして、過去にやらかしたことについて、「自分たちは悪くない。○○一派が勝手にやった。」と責任逃れをして謝罪しないというのは、一般的に信用を得られる行為ではないですよ。

これが自民党や民主党なら、「○○一派」の行動であっても、「党としてお詫びする」という姿勢ですし、これは一般企業であれ民間団体であれ同じことです。
こういう「ごくごく当たり前のこと」ができないことが、彼らが求める「国民の多数」の支持を得られない最大の理由だということ、まったく認識できてないのでしょうかね？

あとは、政策も酷いなんてもんじゃないですけど。
共産党の経済に関する政策なんて、思い切りデフレと企業倒産を誘発する内容ばかりじゃないですか。

[6. 多重債務者のしんのまゆみ]

☆政治将校様
故・小林栄三様≒
『日本共産党法規対策部長歴任≒東大卒・福島県･公立高校教諭出身』は
,めっぽう,法律に強かったらしいです
◎アッ私,裁判員制度,極めてうまく行われていると考えてます
◎故・小林栄三・日本共産党法規対策部長の如く
弁護士さんではなくとも
法律に強い人物
（例・木岡崇様＋兵本達吉様＋井上哲士様達の事)歓迎申し上げます
A:共産党様の小林栄三・法規対策部長様等が
最も力を入れた
【創価学会様が→宮本顕治様邸に
盗聴したか否か？争われた民事裁判第１審】
B:昭和60年の・東京地裁判決は
【日本共産党･全面勝訴】と言われています
☆やはり小林栄三・法対部長様の力
大きかった?
◎最後に《当該,盗聴訴訟
東京地裁民事部の裁判体》は
【A:裁判長:不明
B:右陪席:春日通良様
C:左陪席≒主任裁判官→団藤丈士判事補様】と言われてます
A:春日通良･東京高裁･部総括判事様が
定年退職前{裁判員法廷}用いた民事の
【ﾋﾞﾃﾞｵﾘﾝｸｼｽﾃﾑによる･遠隔証人証人尋問】→私,偶然傍聴でき良かった
◎私,今月
現職裁判官様とともに【地域司法とIT裁判所勉強会】に参加でき,意義深い

[7. QP@2. 反共さま]

>読んだところで偏見や反共攻撃といわれるのが常です。それが建前としてもね。ﾑﾀﾞですこういうﾊﾞｶ党に洗脳されているものはゴーイングマイウェイですから。

良いのですよ、それで。
読まないで「赤旗」の批評を鵜呑みにしているより、自分で原作を読めば、「批評とはちと違うな」と思うかもしれません。
（これはマルクスの「資本論」にも言えることですね。
不破哲三の有料ネット講座で説明された「資本論」と、原作そのものの違いは、原作を読まなければ分からないはずですよね。）

また、その時は違いに気づかなくても、長い党生活の中で、いろんな矛盾にぶつかったとき、「あの時読んだ本の中身と似てるな」なんて思い返すかもしれません。

いずれにせよ、読まないで「犬は吠えても歴史は進む」とうそぶいているアホンダラ党員よりはましな人間になる可能性はありますからね。

[8. 反共]

＞＞5
リンチ事件は官憲のでっちあげですよ。だってさ、
そういえばオウムは公安の丁稚揚げとかいってたな。
まあ、お上が
常に正しいわけではないけど、かといって日共が正しいというわけではない。
＞＞6
ちなみに旧帝大法学部はそのまま法曹資格が得られたんですよね。中曽根康弘なんかはそう。だから、法に強くて当然。反共攻撃にもつよい。でも、ﾐﾔｹﾝには弱い。

＞＞7
資本論なんて党員ですらほとんど見ないんだから、不破がいんちき資本論を書こうがわかりゃしないんですよ。もっとも、不破の本のほうが誰も読まないでしょうけど。

[9. 反共]

＞＞7
もし、日共が将来的に党名や路線を変更するとなると、資本論なんてどうでもよくなるし、不破など最高幹部の金集めに使われているろくでもない著作なんて意味がなくなる。いまだって無価値同然だけど、絶版とかになればそれなりに価値が出そうだけど。
９０年間共産主義でやってきた党や党員は
明日から何をしていいかわからないでしょう。
やっぱり党名変更とかではなく一度解体すべきで、
さんざんｶｸﾀﾞｲという名の害悪をまき散らかしてきた連中は二度と政治とは関わってはいけないとおもいます。あくまでも倫理的にですが。
だから、除名や離党をした人が無所属に転向して、
何食わぬ顔で政治で飯を食っているのっていうのは信用できないんです。高木純さんもそうだけど。
まあ、党が出直すとしたら、
生保を悪用した生活互助会になるんでしょうか。

[10. 反共]

＞＞6
しんのさま

共産党ではなく死刑囚の袴田事件で誤判をしたと懺悔している熊本典道ｻﾝですが、美談といえば美談ですが、いまさら人の人生をもてあそんでおいて、何を言いたいのかわかりませんね。いまさら新しい自分を発見してしまったんですかね。欺瞞というか自分の良心に酔いしれているだけなんでしょう。しかも、長い間法曹で飯をくっていたんです。日共を除名離党して転向して被害者面している方を髣髴とさせます。

この方生保だそうですが、まさか日共がらみ？

[11. 政治将校＠反共さま]

まったく同感ですね。ただ、党として解散すべき、と言っても状況に強いられなければ絶対そうなりませんから、生あったかくここで楽しみながら見守るしかないでしょうねえｗ

＞しんのさん

名前をあげた人、いずれも法律に強くないですよｗ　一番法律の組み立て的発想をできたのは、故・吉岡吉典参議院議員秘書など30年国会で働いた染谷秘書が一番で、法律の抜け穴を悪用したりするのは篠原秘書がピカ一との評判でしたよ。この二人は、現役時代「日共の二悪人」と呼ばれていましたｗ

小林栄三さんは、兵本さんを査問した際、逆にやり込められて怒鳴りあげられ、失禁するという大失態を晩年にやらかしてしまいましたよ。査問者も殺し屋ミヤケンに比べると落ちたもんですねえ。

[12. 反共]

＞＞11
政治将校さま
法律にも選挙にも強くないのが日共。
共産党の葬式をだすのが共産趣味者のゴール
。

[13. わくわく＠反共閣下]

スパイ査問事件については、1933年12月24日付の「赤旗」号外で、『中央委員、小畑達夫、大泉兼蔵の両名は、党攪乱者として除名し、党規により極刑をもって断罪する』という文章で特高が宮本顕治を検挙したらしいが、これが本格的に発覚したのは、特高の捜査ではなく、監禁されていた大泉が脱出して、屋根の上で手を縛られたままで「助けてくれ！」と叫んでいたのを、たまたま通りかかった巡査が発見したことによるそうな。

治安維持法で死刑が規定されたときは、特高を管轄する内務省は、「なんで思想犯で死刑なの？」ってことで、死刑の設定に反対であって、司法省が推進したそうですよ。
死刑が設定された後は、特高の方針は「なるべく起訴しない」だったそうです。これは、安倍源基の書物によるものですがね。

ちなみに右翼が起こした「神兵隊事件」では、大審院判決は「天皇に対する忠誠心」から「刑の免除」という判決を出したそうだが、「こんなの、大多数の人が納得できる判決じゃない」って思ったとのこと。

要するに、特高も仕事だから取り締まったという以外は特別何かあったわけじゃなさそうです。

[14. 屁の突っ張り]

日本共産党の研究、思い出がたくさんありますね。「犬は吠えても歴史は進む」論文読みましたね。恥ずかしながら当時日本共産党の研究は読んでいませんでした。当時は文藝春秋なんて言うだけで右の雑誌と思い読む気も起きませんでした。まあ今から思えば大元の論文読まずに批判文読んでも意味はないですよね。まあほとんどの党員が大元の日本共産党の研究は読んでなかったと思いますよ。

実は私も読んだのは離党してから10年もした頃でしょうか。ようやくその手の文章も読む気になったからでした。いや読んでみたらこれが面白い。立花隆がチームを組んであらゆる資料を収集、分析したわけですからやはりそこには真実の姿が浮かびあがるわけです。

問題はあらかじめ共産党は英雄的闘争をしたと思って読むか特に肩入れする気もなく読むかだと思います。戦前の共産党を唯一反戦闘争をした組織だという意識だけで読んだらそれは確かに反共文書というしかないでしょう。

しかしその後かつての党首野坂参三がソ連のエージェントである事が発覚しました。そしてソ連では同志山本縣造をソ連に密告して売り渡し山本は処刑されました。また山本も同志を売っていました。この点を共産党はまだ認めていません。

ソ連崩壊後に流出した資料で国際共産主義運動の実態解明は飛躍的に進みました。立花隆の日本共産党の研究は崩壊以前に共産党の実態に迫った先駆的研究と言えるでしょう。自らの英雄史観に囚われた共産党だけが自らの真実の姿に迫り得ないのです。

[15. QP@14. 屁の突っ張りさま]

＞当時は文藝春秋なんて言うだけで右の雑誌と思い読む気も起きませんでした。

その文藝春秋にミヤケンが釈放されてからいち早く手記を寄稿したことは党員でご存じの方は少ないでしょうね(笑）。
文藝春秋が右と言うのはあくまで共産党のその時々の都合による解釈です。ただ、文藝春秋が一時期「反創価学会・公明党」であったことは事実です。（最近は読まないのでどうなのか知りません）

＞立花隆がチームを組んであらゆる資料を収集、分析したわけですからやはりそこには真実の姿が浮かびあがるわけです。

最初は「田中角栄研究」同様２回の連載で終わる予定だったのが、共産党の激しい批判に反論しているうち伸びたと言います。確か２年近い連載だった記憶があります。
後日談があって、この立花隆チームの編集部に共産党はスパイをもぐりこませていたんです。
立花たちは全く気が付かなかった。「後で考えると、なんであんなこと共産党は知っていたのかなと不思議といえば不思議だったな」と気にも留めていなかったが、そのスパイはチームが解散した後、文藝春秋の仕事から手を引き、忽然と姿を消した。
そして、二年後ぐらいに「実は私は共産党から送り込まれたスパイでした」という懺悔の手紙が編集局長に送られてきたと言います。

[16. 反共]

わくわくさま
治安維持法で死刑が規定されたときは、特高を管轄する内務省は、「なんで思想犯で死刑なの？」ってことで、死刑の設定に反対であって、司法省が推進したそうですよ。
死刑が設定された後は、特高の方針は「なるべく起訴しない」だったそうです。これは、安倍源基の書物によるものですがね。

＞＞しんのまゆみさんの領域かもしれませんが、今日でも罰金刑がなくいきなり自由刑があるような罪のときは、起訴を慎重にするようですよね。だから、万引きではなかなか起訴されなかった。でも、それじゃ困るので罰金刑を作ってしまったわけです。
それから、今日の場合でも死刑制度にしてもこれを廃止すると、さすがに死刑は慎重にしないといけないけど、そうでなければ救済の可能性が残されてくるわけで、有罪のハードルが下がる可能性があります。
もっとも、有罪率が100％弱の時代ですから、建前上の話かもしれませんけど。

それから、日共はき治安維持法による思想的弾圧を受け、戦後、これが自由になったおかげで党活動ができるにも関わらず、この党には思想や言論の自由って存在しませんよね。日共はかつての特高そのものです。

[17. 政治将校＠ＱＰさま]

＞後日談があって、この立花隆チームの編集部に共産党はスパイをもぐりこませていたんです。

同じようなことが、筆坂事件でもありましたね。「週刊現代」など他誌が「日共最高幹部がセクハラ」などの記事を掲載しているとき、「週刊文春」だけが不破や国会議員団内部による筆坂追い落としをスクープして飛ばしていたのですが、文春編集部に共産党スパイがいて、ネタ元を調査して党中央委員会に報告を入れていました。これもやがて発覚し、件のスパイ氏は他社に転職を余儀なくされたのですよ。文春関係者が篠原常一郎氏に明かした事実です。

けっこう、出版関係は党員もいるので、共産党ネタをやるときは油断なりません。

[18. QP@17. 政治将校さま]

なるほどねえ。
創価学会のミヤケン宅盗聴事件などこれ見たことかとばかりぎゃあぎゃあ騒ぎたてる裏で、自分たちは陰湿なスパイ活動を２１世紀の今日まで続けているわけだ。

「語るに落ちる」ってのはこのとことだな（笑）。

[19. ＫＭ生@犬は吠えても歴史は進む]

誤　犬＝立花隆
正　犬＝小林栄三
たしかに、小林栄三＝宮顕の茶坊主＝が吠えても、（日凶の惨状を尻目に）日本と世界の歴史はこの４０年間進展してきましたね（＾＾）。

[20. ＫＭ生@１７．政治将校様]

＞出版労連・民放労連・新聞労連
マスゴミ出版関係は、日凶の影響力の強い組合の代表でしたね（あくまで過去形ですが（＾＾）。

[21. ＫＭ生@管理人様]

早速ご忠告に従って、件の電子書籍ネット購入しますた。調書は、片仮名手書きなので、読みにくいですね（＾＾）。

[22. 政治将校＠ＫＭ生師匠]

出版労連も中執の中の党員比率は相当下がったと、知り合いで前に担当編集をしてくれた中執が言ってました。

しかし、小林栄三もなかなかの茶坊主で、親分に忠誠を守るかのように立花氏にｹﾝｶをしかけながら、スパイ査問事件の調査を独自に関係者から行い、結果として殺人立証となるような記録文書を作ったのですから、ｽﾀｰﾘﾝ時代の秘密警察をほうふつとさせるような黒官僚ですねｗ

もっとも、後継者で「粛清担当」の浜野副委員長はﾌﾜの茶坊主以下で、何を行っても「不破さんが、不破さんが」ですから、もう代々木の謀略性も地に落ちましたよ。

[23. 反共]

そういえば多摩のﾐﾔｹﾝの家っていまだに日共ポスターが張ってある。

[24. TAMO2]

ネットめぐりをしていたら、凄く面白いものを見つけました。マルクス主義に触れはじめの青春の時期を過ごした方々なら、大抵思う疑問だと思います（笑）。ここから読み取れることは、「科学的社会主義」なるものは、科学が当然取るであろう態度を取っていないということですね。思い当たることありまくり。

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−−物理学者が物理をやる時に、いちいちニュートンだとかアインシュタインを引用する必要を感じるでしょうか？　彼らはそれを利用するが、自分がどれだけ師の意見に忠実かを示す証しとして引用符や脚注や賛辞を使う必要なんてない。他の物理学者たちだって、アインシュタインが何をやり、何を発見し、何を証明したかぐらいは心得ているから、読んでいきながらなるほどと思うだけです。今の時代に歴史をやるには、直接的であれ間接的であれマルクス思想につながる概念を全く使わないでやるとか、彼が説明を与え定義づけた視野に立たずしてやるなんてことは不可能です。つきつめれば、歴史家であることとマルクス主義者であることの間にどんな違いがあるのかとさえ思えるほどです。（中略）
　で、議論もマルクスによって定義され体系化されたその全体的視野の内部で初めて始まるわけです。その相手というのが、実際にはマルクス理論ではないのに、ただ共産主義理論のルールを操るという理由でマルクス主義者を自認してはばからない連中です。まあルールと言ったって共産党が決めたもので、党からマルクス主義者だと公認されるためのマルクス利用マニュアルのようなもんですがね。

　（ミシェル・フーコー「監獄についての対談−−本とその方法」ちくま学芸文庫、フーコー思考集成IV所収）