しんぶん赤旗

地方公務員の退職手当が大幅削減される条例の改定により、年度替わりを待たずに早期退職を希望する教職員が相次いでいます。制度自体がはらんでいた問題が、教職員個人の自覚の問題にすりかえられようとしていることに、現場から抗議の声があがっています。 

埼玉県教職員組合(埼教組)の北村書記長は言います。

 「みんな年度末まで勤め上げて子どもと向き合っていたかった。でも、さまざまな事情で泣く泣く早期退職をせざるを得なかったんです。手当の削減で 事実上の早期退職を迫りながら、今度は『なんで早く辞めるんだ』と責めたてる。こんな仕打ちがあっていいものでしょうか。行政は、教育現場に混乱が起きな いよう手だてをつくすべきです」


赤旗が例に出している埼玉県の場合
読売新聞
県によると、今年度の県の定年退職者は約1300人(県警を除く)。このうち1月末での退職希望者は教員が89人、一般職員が約30人の計約120人となっている。
 
9割以上の職員や教員がもらえる金が少なくなっても任務を全うしようとしているわけ。いろいろ言われることも多いが、責任感のある公務員も決して少なくないと言うわけだね。それに少しでも多くもらおうと勝手に退職した者を記事にある佐賀県のように、退職者を臨時職員にして対応するなら盗人に追い銭のイメージすらいだかせる。

もうね、北村書記長
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