しんぶん赤旗

東日本大震災の被災地復興対策として計上された復興特別会計予算で、防衛省が、復興とは無縁な戦闘機の操縦士訓練教育や、被災地とは関係のない自衛隊駐屯 地の浴場の建て替えなどに支出していたことが、本紙の調べでわかりました。復興財源は所得税と住民税の増税で確保するだけに、厳しいチェックが求められて います。 

ま、関連記事の方にある細目を見ると、確かにどうかというのも含まれているが、多くは問題ないと思えるというか、自衛隊は復興したらいけないの? たとえば

なぜ復興予算を使って操縦訓練なのか—。防衛省はパイロットの教育、養成を行う松島基地が水没してできなくなったからだ、などと説明しています。

 13年度概算要求でも、このアメリカでの委託教育費用を約6億2000万円も計上したうえ、あらたに「F15フライト・シミュレーターの取得(教育用)」として約12億8000万円を要求しています。

松島基地というと、F2が大量に水没して大変だったわけで今も大変だが、これがだめなら共産党はF2を全部新品に更新してくれるのですか?予算1000億は優に超えますけどw?

特にひどいのは、ここだ

佐々木氏は、仮設住宅で暮らす被災者が「温かいお風呂に入りたい」と、昨年の夏から要望が出されていたのに、追いだき機能の付いた風呂を設置しな かった問題を「非常に無神経だ」と指摘。その一方で、2011年度第3次補正予算にC130輸送機6機分(約150億円)、C2輸送機2機分(約290億 円)の計約440億円分をもぐりこませていることを示し、「復興のためのお金を利用するなど、とんでもない。悪乗りだ」「仮設住宅5万戸のお風呂の追いだ き機能を取り付ける改修費用は輸送機を1機やめればいい」と厳しく批判しました。
 

 このとき、神風(じんぷう)英男防衛政務官(当時)は、自衛隊の輸送機であるYS11、C1が、東日本大震災に際して被災者の救助にあたる自衛隊 の人員、物資の輸送や全国からの支援物資の輸送などに全力であたったことによる「飛行時間の急激な増加」で、「運用停止期間が前倒しで到来した」などと強 調。「減耗分」を回復する経費だ、などと輸送機を復興予算で購入することを合理化しました。

おい、まだYS11が使われていたのか? うそだろと思って調べたら、自衛隊ではまだ飛んでいた!しかも40年前の機体だぞ!あっ、C1輸送機もか!

オスプレイよりも、こっちの方がよほどやばいだろ?老朽化で落ちたらどうするんだ?

自衛隊の復興は許さない。それが日本共産党の基本的立場ですねw