不破タンの古典教室の第6回は、フランス革命のお話で、きょうの赤旗紙上では、いつもの絶賛が並んでいる。

はじめに、「綱領・古典の連続教室」の視聴者が2万7千人に発展したこと、第4回講義での原発災害の話がパンフ『「科学の目」で原発災害を考える』になり26万部売れたことをのべ、この教室も話題になっていますと話しました

いやはや、登録数だけは増えていますが、各地の視聴会場の聴講者の人数書きましょうよ。一回目の半分とか、3分の一とかになってるでしょw。
フラー 制限戦争指導論
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傭兵の二千年史 (講談社現代新書)
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それはそうと、不破フランス革命論は、革命的熱情とその残酷さについてはほとんど触れられていないようですね。フランス革命の大筋など、不破講義など聞か なくとも多くの専門家たちがよい本を書いていますが、不破講義は革命において最も大切な、しかし残酷なファクターが抜けていますね。

それは民主主義と軍事の問題
革命前までの傭兵中心の戦争は、言ってみれば「貴族のスボーツ」のごとき“まだ”牧歌的なものだった。傭兵は過酷な運命に晒されることもあったが、お互い死にたくないからある程度の死なない、殺さないルールが戦場を支配していたのだ。

しかしこれが革命後初めて行われた徴兵制と、徴兵された兵隊たちによる「国民戦争」は戦場のルールを一変させた。革命的熱情の前にはカネなんか関係なくなる し、敵に容赦するなんて気持ちもなくなる。プロが仕切っていた戦場に未熟練だが、それゆえ敵だと思えば誰彼もなく殺しまくる国民軍が、プロの傭兵たちを戦 場から駆逐していった歴史は、その後の革命はもちろん、2度の大戦、そして現代のジェノサイドに通じる民主主義の残虐性の嚆矢だったなんてことを革命家は 絶対知っておかなきゃならないんだが、革命やる気ないから言わないんだよねw

その意味で、党が大衆を指導するとする共産党の体質は、100%完全に間違っているとは言えないところがある。大衆の暴走を止められるとすれば、民主集中制しかないこともあり得るからだ。しかしそれを正当化するには、指導者がそれだけ高い能力を発揮しなければならないし、でなければ容易に圧政に転化してしまう。

んなことを考えつつ、不破講義の記事を読んでいると、不破タン、日本共産党革命が成る時には日本のバスチーユは津久井になるって気がついてるのだろうかというのがぼくちんの感想でした。