TPP推進 開国フォーラム配布資料/根拠がたがた “農産品関税率 すでに10%以下”/狙いみえみえ “海外進出の企業利益を守る” - しんぶん赤旗

しかし政府資料は、「日本は世界に先駆けて関税を引き下げ。鉱工業品については、最も低い水準」「我が国の多くの農産品は関税率10%以下」と記しています。すでに十分すぎるほどに「開国」されていることを示しています。

資料には現在TPP参加交渉中の9カ国と日本の貿易量が出ています。9カ国中、日本の輸入の4割、輸出の6割は米国です。日本のTPP諸国に対する直接投資の約8割は米国向け。「環太平洋連携」といっても日本にとって実質的に米国との通商協定であることが明らかです。


あの〜、この程度のことは開国フォーラムとやらの資料をみなくとも、ネットで中野剛志タンたちが指摘していたことばかりですが?

そもそも元になる情報は以前から公開されているデータで、論者たちは赤旗記者よりもはるかに多くの資料をあさってこうした結論に達しているわけです。赤旗記者のようにこんな資料だけを見て書いてているのではありません。

以前志位タンが政策スタッフの質が落ちていると考えていることを書いたが、さもありなん。自分で資料を見つけられない政策スタッフのリストラから始めないと、赤旗復活は絶対にないね。