ぼくちん実は二日ほど雲隠れしてますたw。いつもならここで何日間消えますと宣言してから消えるのだが、今回は二日だけなのでまぁいいかと思っていたら・・・当blogは油断がならない。有田和生氏は書き込んでこられるわ、以下のスクープは持ち込まれるわ、そろそろ幹部会の書き込みが欲しいトコですwww

ということで戸田ひさよし先生からの耳打ち話

「ぶさよでいっく」さんへ。

「鮮烈左翼」の戸田とは政治思想も諸判断も時に敵対的なほども違う「ぶさよでいっく」さんですが、生コン関連ストを誹謗中傷する赤旗記事を写真で大きく紹介してくれた功績に敬意を表し、掲示板等に書く前にまず貴兄に特報をお届けします。凄いネタです。

あの「スト反対派」で名高い共産党直系の建交労関西支部が、昨8/24に「ストライキ」を実行しました!彼らの事ですから、さぞ「社会的合意の得られる」ストライキだったのでしょう。(笑)

1:「走狗煮らる」で拠点職場である徳山生コン3工場を7/30に閉鎖された建交労。その実態は徳山生コンを支配するトクヤマセメントと建交労関西支部幹部との結託で職場労働者が犠牲にされた事は衆目の一致するところ。言うなれば「業界筋の常識」
2:しかしそれでは職場の労組員は堪らない。建交労・共産党も連帯労組との対抗上もそのままではいかにもマズイ。連帯労組から建交労メンバーへの労組変更オルグも始まっているし。

3:そこで打ち出されたのが「職場占拠で闘っているぞ!」という「閉鎖撤回闘争」。これが8/6の赤旗記事になった。(7/30から1週間も経って)
※しかし建交労関西支部HPhttp://www.ctg-kansai.com/ には「闘争宣言」がちょろっと載っただけでビラや詳しい事は全く載せないまま。

4:そして8/22(日)に大阪市内のホールで家族も動員しての「決起集会」を行ない、トクヤマセメントに対する「ストライキ」実行を宣言した。

5:8/24(火)の早朝から、大阪市や東大阪にあるトクヤマセメントのSS(サービスステーション=生コン原料の粉セメントの貯蔵出荷場所)3箇所に計100人ほどを動員して、「セメント出荷全面阻止スト行動!」を実施した。

6:これは7/2以来の生コン関連ストにおけるスト戦術として現在は「選別的出荷阻止」をしている連帯労組のスト部隊に対して、突如殴り込みをかけるに等しいもので、現場では「出荷全面阻止の建交労」と「出荷部分阻止の連帯」とが衝突した模様。

7:この衝突をもって、建交労・共産党は「連帯はスト破りをした!」と騒ぎ立てたが、実はこういう絵図を作って連帯生コン支部を誹謗宣伝して「本来のスト」事態を混乱破壊する事が建交労・共産党の狙い!(「衝突演出」であわよくば権力弾圧引き出しも狙って)

8:これにはトクヤマセメントも共謀している事も明白になった証拠のひとつは、いつもは警察を呼んででも出荷強行することで有名なトクヤマセメントが、今回に限っては「建交労さんがストだから出荷しないように」との指示連絡を降ろして、粛々と建交労ストに協力していること。

証拠のふたつ目は、裏事情がよく分からずに出荷しようとしていた会社の件について、現場に出張った長島委員長がトクヤマセメントに電話して「ストで出荷停止の事、業者にちゃんと指示して下さいよ」旨を電話していたこと。

そのくせ現場では長島委員長が「トクヤマと結託した連帯労組のスト破りを許さんぞ!」とマイクでがなっていたという。鉄面皮にも程がある。

9:つまり、建交労とトクヤマ結託による「3労組ストへの破壊工作」と「建交労のメンツ救済」、「建交労労組員の不満のガス抜き」としての、目的が極めて不純な「ストライキ」である。(だから戸田は「 」付きで「ストライキ」と記述する。)

10:「さすが不純スト」だけあって、閉鎖被害以外の建交労の生コン・セメント労組員には「スト支援動員」をほとんどかけていない。逆に「仕事優先の指示」を出している!だから、8/24の「ストライキ」に参加した大半は生コンセメント業界以外の建交労メンバーか外部の共産党メンバーだった!(連帯側は生コンセメントの建交労側の顔をよく知っているからすぐ分かる)

11:こんな「外人部隊」中心の「ストライキ」だから、たった1日で実質お終いらしい。8/25(水)は「スト」をせず、次の行動は8/26(木)に東京に行ってトクヤマ本社などに抗議行動をする予定らしい。たぶんそこらあたりを赤旗に載せて、「闘争」は「店じまい」だろう。

12:9月に入るともう法的に生コン工場占拠が出来ず、立ち退かねばならないらしい。建交労では次の雇用確保が全く出来ないだろう。

13:■徳山生コン3工場では今まで、計30数名の社員労組員を雇用していただけでなく、毎月延べ600人の日々雇用(ミキサー車運転など)を建交労の日々雇用部門に提供していたが、これがパーになってしまった!この打撃は凄まじく大きい!おそらくこれで建交労の日々雇用部門は維持できなくなるだろうと見られている。

14:もはや建交労関西支部の生コンセメント部門で生活できる労組員は極く僅かしか存在できなくなる。その「生き残り組」が建交労幹部やその息子親族に偏ってきた事も、一般組合員には腹立たしい事になっているらしい。その上に、幹部の中での派閥争いもあって深刻なようだ。

15:徳山閉鎖問題で建交労の紙のビラは2〜3出ているらしいが、HPには全くアップされない状態が続いている。これも派閥争いと関係がありそうだ。

16:今まで建交労ゴリゴリでやって来た「建交労の拠点=徳山生コン」の3分会のメンバーも、さすがにこれでは堪らないという事で、連帯労組に乗り換えるメンバーが今後出てくるのは必至。
(連帯側は労働者の救済のためにも連帯加入オルグをかけてる。)連帯に加入するメンバーが出てくれば、建交労の労働者騙しの実態についてさらに詳しい内幕が判明してくるだろう。
「乞うご期待」である。

・・・・とりあえず以上です。

ぶさよでいっくのコメント
戸田先生、とっておきのネタを当blogにご提供いただき、ありがとうございました。それにしても、ネットの時代は、怖いですね。共産党が隠したいネタは、こうしてバレていくのですから。