しんぶん赤旗

14日に党本部で行った全国いっせい決起集会での志位たんの報告

報告の最後に、選挙勝利のために何をなすべきかについて提起します。

6月4日、常任幹部会は、「呼びかけ」を出し、全党が、公示日までにつぎの「三つの課題」をやりとげることを訴えました。

第一は、一日も早く、政党ポスター、政策ポスターを張りきり、また宣伝カー・ハンドマイクを総出動させて、日本列島のあらゆる地域で目に見え、元気な声が届く宣伝を思い切って強めることです。

第二は、比例代表選挙で650万の得票目標を必ず達成するため、公示予定日の前日、23日までに、「有権者の過半数対話」の「第一関門」として前回総選挙の対話と支持拡大の最終到達を突破することです。そのなかで党勢拡大の大きな上げ潮をつくることです。

第三は、選挙勝利のための担い手を広げに広げる。公示までに全支部、全党員の立ち上がりをつくりだし、全国370万人の後援会員に「後援会ニュース」を届け、協力依頼をやりとげることです。

この「呼びかけ」にもとづく活動の到達点は、政党ポスター・政策ポスターの張り出しは44万、49%です。対話数は513万、「第一関門」比で24%、支持拡大は260万です


要は今までどおり、笛吹けど踊らず。
過去数回の国政選挙で、公示後の対話と支持拡大が飛躍しきれなかった大きな要因は、担い手の広がりをつくりだせないまま公示日、そして投票日をむかえ、党と後援会の力をくみつくせなかったことにあります。

なぜ担い手の広がりを作り出せないのか?
これまで日本共産党関しては敵側の人だけでなく、政治的に共感を覚えている人からも多くの指摘がなされている。

しかしそうした声に対しては「聞く力」を一切発揮せず、同じパターンの敗北を繰り返す。がんばった党員や支持者が限界近くまでやって出た実績が悪ければ、お前らの頑張りが足りないから負けたといわんばかり

がんばっても勝てないのは、根本の政策論や選挙戦略が間違っているのだ。みんなの党を見よ。党組織の力など日本共産党から見ればケシ粒のような弱小組織でしかないにもかかわらず、なぜ日本共産党よりも支持されるのか?

そりゃ党員も後援会もやる気を無くすよ。