サイゾー

空母ニミッツ乗組員が戦艦三笠保存のボランティアをしたことを報道。

これに対し各左翼団体は敏感に反応。日本共産党が組織する「原子力空母配備阻止神奈川県闘争本部」らは、入港当日の早朝6時から横須賀市の観音崎公 園に集結し、東京湾に入るニミッツに「出ていけ」「帰れ」とシュプレヒコール。小型船を使った過激な海上行動で知られる反米団体「ヨコスカ平和船団」も、 今回も2隻のボートで海上から抗議活動を行った。

一方、こうした反米運動を冷めた目で見る現地住民も少なくない。市内で 雑貨店を経営する50代の男性は、「あの船団(ヨコスカ平和船団)はアメちゃんには抗議するけど韓国の駆逐艦は黙認する。平和団体じゃなくて反米組織で しょう」と懐疑的。同じく50代のタクシー運転手も「デモするのはいいけど渋滞が起こって大変。米軍よりそっちが大迷惑」と手厳しい。40代の女性スナッ クオーナーは「よくも悪くも横須賀はアメリカと共存してきた文化と歴史がある。そこらの事情も知らずに出て行けといっても......」と困惑の色を隠さ ない。

二十年ほど前ぼくちん横須賀に行ったことがあるが、町中で米軍放出品をを売っていて、それもBCLマニア垂涎の通信機なんかが無造作におかれていたのに驚いたことがある。

ドブ板横丁は完全に米軍に依存しているのがわかるような店ばかりだったし、その是非はともかくとして米軍に依存した経済になっているのは素人目にもわかった。

そんな中で反対運動をするということは住民を敵に回すことだってあるとこの記事は言っているわけだが、党中央はどれほど理解しているやら・・・。