ぼくちんZARDのことを調べていた。
ZARDは言わずとしれた故坂井泉水タンのことだが、物覚えが悪いぼくちん間違って「佐々木泉」と入れると、いきなり出てきたのが日本共産党愛媛県議会議員のページ。

佐々木泉タンか、かわいいかなw?と思ったぼくちんが馬鹿でした。いい年こいたオサーンなのに笑っちゃったのだけど、せっかくだからと見ていると「警察行政」というキーワードが見つかった。警察関連に力を入れている方のようで、愛媛の警察といえば裏金問題が話題になったところ。それで見ていくと、おいおい、これはなんだ?

http://sasaki-izumi.org/assembly/izumi_q/assembly200809.html#5
2008年9月愛媛県議会9月定例会
佐々木議員
最後に、県警本部長に尋ねます。
松山市立花1丁目にあります日本共産党の事務所に対して、県警本部が近くのマンションの1室を借り切って日常的に盗撮を行ってきたのは違法であるとして、このために使った公金の返還を求める訴訟が松山地方裁判所に提起されております。これについて、ひとつ訴訟の概要、双方の主張はどのようになっているかご説明ください。

2つ、係争中の事件で具体的なことはお答えにならぬでしょうから、一般論として尋ねますが、公党に対して盗聴、盗撮のたぐいを行うことは、集会結社の自由を侵すものとして断じて許しがたい憲法違反の行為であると思います。県警としてはそのように考えてはいないのでしょうか。もしそう考えていないとすれば、3つ、公党に対する盗聴、盗撮を行うのに何の制約もないと考えているのかどうか。あくまで一般論としてお答えください。
県警本部長
最後に、
共産党事務所盗撮の公金返還請求訴訟の概要と双方の主張はどうかとのお尋ねでございます。
お尋ねの訴訟につきましては、平成20年5月9日、
原告が県監査委員に対して、政党事務所に出入りしている関係者を盗撮するために借り受けているマンションの家賃等を公費から支出したことは違法であるから、必要な措置を講じることを求める旨の住民監査請求を行ったところ、5月30日、同請求が却下されたため、原告は6月20日、知事に対し、警察本部が違法に支出したとする公金の返還請求をすることを求めて提起した住民訴訟でございます。

当方といたしましては、本件住民訴訟は、
地方自治法に定める適法な監査請求を経たものではないとして、却下を求めて応訴している状況でございます。

次に、公党に対して盗聴、盗撮のたぐいを行うことは、
集会結社の自由を侵す許しがたい憲法違反の行為と考えるがどうか。また、公党に対する盗聴、盗撮を行うのに何の制約もないと考えているのかどうかというお尋ねでございますが、警察は、警察法に定められた責務を果たすため、適法、妥当に職務を遂行しておりまして、また、そうでなければならないと認識しております。

以上でございます。


どう見ても警察が共産党の事務所を監視していて、訴訟になっている。そして、警察本部長は盗撮を事実と認識している。「愛媛 共産党 盗撮」などで検索してもめぼしいものは出てこない。これは怪文書のたぐいじゃなく、県議会の議事録だ。マスコミは何をしている?

もっと変なのが赤旗!自衛隊の住民監視ですら
http://www.jcp.or.jp/akahata/keyword/058_inc.html
これだけ記事を書く赤旗が、愛媛県委員会が監視されて何も書いていないのはなぜ?
共産党にとって、こんなおいしいニュースはないのに、変だ。