東京の読者より打電

共産党の街宣車が「蟹工船の日本共産党です」と言って回っているそうである。

共産党専従の生活が蟹工船状態なのはよく知られているが、もちろんここで言っているのは「蟹工船に出てきた反逆の政党日本共産党です」と言いたいのだろう。

今年はもう蟹工船ブームは終わっているわけで、それにすがりたいのだろうけど、それなら「蟹工船の時代からたたかう日本共産党です」くらい言えばいい。

街宣車は走っているからそこまで長い言葉は言っても聞いてもらえない?そういう馬鹿には、私が街宣車の走り方を教えてやるw

まずは、ゆっくり走っても問題のないルートを選ぶこと。幹線に並行する生活道路があれば幹線を走らず、生活道路を走る。できるだけ交通量の少ない道をジグザグに走り、面を押さえていくのが基本。

とはいえゆっくり走っていると、当然後ろに車が詰まることがある。そんな時は、できるだけ詰まらないように煩雑に待避スペースを見つけて走る。すなわち選挙モードの走り方をしていないから速く走らなければならなくなるのだ。

もっとグサリと言ってしまえば、街宣車のドライバーやる気ないだろ?アナウンサーもひょっとしたらそうかもね。

プロのアナウンサーは、速度に応じたしゃべりをするし、街宣ルートの地図をにらんで、どこでどんなしゃべりをするか工夫もする。

速く走るしかない、ワンフレーズしか言えないところなら、誤解を招く「蟹工船の日本共産党です」なんて言葉は使わないはずだ。