エトピリカ氏より、良書の紹介をいただいた。これをネタに一言。

3. Posted by エトピリカ    2009年03月13日 19:28
 シカゴ大学のノーマ・フィールドさんが書いた「 小林多喜二―21世紀にどう読むか 」(岩波新書)は、なぜか『しんぶん赤旗』で紹介されていない。そこ で、読んでみたら、日本共産党を批判する記述があった。この本は多喜二を神聖化するものでなく、等身大の多喜二を描いている。当時のプロレタリア文学は、 インテリには読まれていたが、労働者には難しすぎたようだ。この本は、不破哲三の本よりもおもしろい。
 日本共産党は、他のものへ批判はするが、自分たちへの批判は受け付けない。もっと大きな心で批判を受け止めてほしい。


不破哲三の本で、古典として残るような本は、青年時代のデビュー作?である「戦後革命論争史」くらいだろう。哲ちゃんはこの本を書いた自分を否定し、宮本の顕ちゃんに忠誠を誓うことで不破は共産党最高権力者への道を歩む。また、顕ちゃん引退後は左翼本業界の中谷彰宏と言ってもおかしくないほど中谷レベルの本を量産していく。

アマゾンで検索して出てくる不破哲三の本は150冊を越える。宮本顕治の著作は112冊で、残っているのは百合子との往復書簡だけ。ミヤケンにしても不破哲にしても、初期の党利党略など考えもしなかったであろう時代に書いたモノしか残らない。

そんなもん使って学習させられる党員は不幸と言うか、専業ライターでもないのに(専業でも難しいと言う人が多いだろう)こんな大量に本が出せるなんてことは、内容が薄くなければ不可能なこと

不破の哲ちゃんは、ノーマ・フィールド氏のように三年、5年かけて一冊書くべきだね。老い先短いから一冊しかモノにできないだろうが、たぶんそうして書いた本以外、哲ちゃんの死後残る可能性はない。