宮本たけし先生の大阪府委員会会議報告は、眠れない時に読むとすぐまぶたが重くなる効用があるようなのですが、今回は目が覚めました。

幹部会決定を挙げて、「臨戦態勢」を確立するよう言っておるのですが

 それでは、「いかにしてその『活動の飛躍』をかちとるか」と問いかけ、幹部会決定はその「最大のカギ」はすべての支部と党員の参加する活動にしてゆくことにあると強調。そのためにも1.地区でも、自治体・行政区でも、支部でも、得票目標をあらためて明確にして、生きたものにする、2.すべての支部・党員に指導・援助の手がとどくように、機関体制を「量と質」の両面で強化する、3.支部会議を週1回、定期的に開催できるようになるよう、援助の手をつくすという「3つの点」で指導と活動の水準を抜本的に引き上げることを提起しました。

そして幹部会決定は「この3つの点で努力をはかることは、さきほど総選挙勝利にむけて最大の臨戦態勢をとるとのべましたが、選挙戦にむけて確立すべき臨戦態勢の中身そのもの」だと強調しているのです。ここをつかむならば、この「3つの点」での指導と活動の改善に向かうかどうかが「臨戦態勢」確立の試金石だと言っても過言ではありません。大阪府党組織として、これをどのように推進していくか、真剣な議論が交わされました。

ぼくちん、どこの党でも昨年八月あたりから臨戦態勢に入っていたと思っておりますた。各党の予定候補の中には臨戦態勢の期間が長過ぎて、資金面で苦境に立たされているなどとも聞いております。

そんな中、日本共産党は、まだ臨戦態勢にはいっていなかったとは・・・さすがは日本共産党、余裕のよっちゃんでつねw

たけし先生も、忙しそうにされていましたが、実際は臨戦態勢など取っておられなかったのでしょう。とってたら幹部会報告を聞いて
とっくの昔から臨戦態勢でいるのに、志位委員長は何を考えているんだ!」と言いたくなるものでしょう。

でもそんなことは言いませんよね。もちろん大阪府委員会としての立場ではそう言わざるを得ません。しかし、それでも日夜臨戦態勢を取って頑張っている党員の方に対して、もう少しうまい言い方があるでしょう。たとえば

「幹部会の真意は、票読みがまだ進んでいない支部が多いことを『臨戦態勢』をとっていないと考えているんでしょう」とかフォローを入れとくわけです。

そして志位委員長に連絡して、「もう少し言葉を選んで欲しい。フォローするのも大変なんだから」とか進言するのが愛党精神のある党員の態度だと思いますが、なにせヒラメのたけしですから、たぶんそんなことはしてませんよねw