アフリカODAに噛みつく記事
資源や食糧獲得を目的とするアフリカ援助は、日本共産党が仲良しだという中国共産党が気合いを入れてやっていて、問題も多いことが指摘されているのだが、中国だけでなく産油国も参入して競争が激しくなっている。

そんな中、日本の総合商社が割って入ろうとしているのだが、競争相手は国家というわけで大変なようである。で、そんな状況をよくみている自民党の方が熱心なのが、この分野の実態だったりするのだが。

それにしても

アフリカで資源・エネルギーを発掘し、日本に供給することがアフリカ諸国の利益になるのだから、企業支援は当然という理屈です。しかし、アフリカの人々が飢餓・貧困にあえぎ、国連が人道援助を強めようと呼びかけているのに、国益や日本企業の利益を優先させるのは、あまりにも身勝手です。これでは、アフリカ援助を口実に、企業が大もうけするのを政府が手助けしているとの批判をうけても仕方がありません。

なーんてのは、全然現実をみているとは思えない。援助は、もはや国家間競争の時代。金に飽かせた中国や産油国より効率的にアフリカの経済力を向上させることができればOK。そう考えるとノウハウを1番持っているところはどこよ?先行するのは住友化学だったりしますが第一にグラミン銀行、第二に日本の総合商社に決まってます

だから日本の政界にできることは、日本の援助が効果的になる法や政策整備となるのだが、そうしたことをできるノウハウを持っている人が日本共産党にいるのか?

いませんね・・・・。

いないよなぁ〜

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