オタク労働者氏からコメントがあって初めて気がついたのだが、19日付け赤旗の児童ポルノ報道、全く腰が据わっていないが、それだけじゃない。これは何だ?

児童ポルノは、そのほとんどが現行法で取り締まることが可能です。児童ポルノ法第七条では、「児童ポルノを提供し」、それを目的として「製造し、所持し、運搬し、本邦に輸入し、又は本邦から輸出した者」にたいして、「三年以下の懲役又は三百万円以下の罰金」がかけられることになっています。

 現行法のもとでの児童ポルノに対する政府の対応の遅れこそが問題にされるべきです。

現行法上で取り締まれるなら、「対応の遅れ」って何よw

そんなことより鳩山大臣の言葉の方がよほど問題だろう。

鳩山邦夫総務相は十八日、衆院予算委員会で、与党が議員立法で提出している児童ポルノ禁止法改定案について、「表現の自由で守られる公益と、児童ポルノによって失われる人権とを比較すれば、表現の自由という部分が大幅に削られて構わないという比較衡量(こうりょう)はできるはずだ」と述べました。衆院予算委員会で公明党の丸谷佳織議員への答弁。

これは児童ポルノ問題のトレードオフの分岐点をどこにおくのかと言う、とても微妙な議論のベースとなる発言だ。

個人的には実写のようなのは規制対象にすべき。しかし想像の産物である小説やアニメなどは規制されるべきではないと思う。というか、児童ポルノと断定できる小説とかが規制対象にしないところに、規制派の薄っぺらさを感じのだ。

ま、それはともかく、どうして赤旗が平和運動や企業の内部留保に関して党の信用を無くすようなむちゃくちゃなことを平気で言うのに、児童ポルノだとビビるのか?は興味あるテーマである。

いわゆる馬鹿みたいに真面目な党員や支持者が多いのか、世界の趨勢を意識しているのか、あるいは党員に児童ポルノ愛好者が多いから党中央も突っ込めないのか?

なんでだろうねぇ....