しんぶん赤旗、企業の内部留保の記事、飽きずにやられておりますが、今回の記事、新語wの出てくる具合からしてこれとか、これとか読んで書いているんじゃないかと想像たくましくする管理人ですが、たぶん気のせいでしょうw、それはともかく突っ込んでおくと

Q 内部留保を取り崩すと経営が大変になる?
会社によりけりです。トヨタ自動車は楽でも、三菱自動車だと自殺行為でしょうね。

このもうけは、巨大な内部留保としてため込まれています。その額は、製造業の大企業(資本金十億円以上)だけで、一九九七年度末の八十七・九兆円から二〇〇七年度末までの十年間に三十二・一兆円も増え、積み上がった額は百二十兆円に達しています。

これ、だいたい年4%くらいの割合で増えているわけですが、これは儲けすぎですか?景気がよいと言われていても、せいぜいこの程度だったのかと、ぼくちん意外に思っていますが?

 しかし、実際に大企業の内部留保などを使った新規投資の動きを見ると、新しい機械などへの設備投資よりも、投機を含む有価証券などへの投資に多くの金額が回されているのが実態です
製造業の大企業の内部留保が九七年度から十年間で三十二・一兆円も増えているのに、工場や設備などの資産は逆に減少しています。
機械や土地、建物などの「有形固定資産」は、九七年度の六十八・七兆円から〇七年度の六十七・二兆円と一・五兆円減少しています。

一見増えていないように見えるのでしょうけど、機械設備は減価償却してるって知ってる?たとえば10年前に1億円で購入した、償却期間10年の機械設備があるとしますね。この設備の貸借対照表上の価値は残存価額1千万円と計上されているはずです。九千万円分は消えているわけです。建物なんかは償却期間は20年とか30年とかもっと長かったはずですが、それはともかく、

機械設備投資がほとんどなされていないかのような、ウソは止めましょう。実際には何十兆円かの設備投資がなされてなければ数字が合いません。

これに対して、「投資有価証券」は、九七年度の三十二・七兆円から〇七年度の六十六・七兆円に倍増しています。
確かに現金や預金などの「手元資金」は、製造業の大企業で〇七年度末に二十一・一兆円と十年前の三十四・八兆円から減少しています。しかし、これは、「手元資金」を投資有価証券などの金融資産への投資に振り向けてきた結果です。

投資用有価証券については、資金を遊ばせているとファンドが文句を言うのでギリギリにしている面があるんですよ。村上ファンドなんかが何をやっていたのか忘れましたか?以前、トヨタの流動比率がなぜ100%なのか書いてあげたでしょ?忘れたの?

それにしても、次にこのネタで赤旗が減価償却や流動比率について触れていたら光栄でつ。ええ、このblogが、赤旗編集部を教育しているなんて言いませんからwww

ま、大企業を攻めるなら、財務諸表より以前志位タンのがやったような奥田発言の引用やトヨタの社会的責任のあたりを突っ込んでいく方が良いよ。