赤旗、21年ぶり部数増=共産

1月24日14時17分配信 時事通信

 共産党の機関紙「しんぶん赤旗」(日曜版含む)の2008年の発行部数が、21年ぶりに前年を上回ったことが24日、分かった。志位和夫委員長が派遣労働の実態を国会で取り上げるなど、労働・雇用問題への積極姿勢が評価され、部数増につながったと同党は分析している。
 同党によると、赤旗の発行部数は1980年の党大会で報告された355万部をピークに減少傾向が続き、06年の党大会時には164万部に落ち込んだ。しかし、08年は増勢に転じ、同年5月から12月まで8カ月連続で前月比で増加したという。ただ、実際の部数は、次期衆院選後に開く党大会までは公表しないとしている。 

現在の部数は、昨日報道によれば日刊紙、日曜版ともに前回総選挙時の9割。ということは150万部を切っている。06年の党大会時と言えば、小泉自民党の歴史的な圧倒的勝利を迎えての大会だった。

前回総選挙では、議席は増えもしなかったが減らしもしなかった。その前回総選挙時と較べて

・党員数で前回総選挙時とほぼ同数(党費納入率も納入額は低下)
・しんぶん赤旗一割減

つーことは共産党的選挙センスで言うと、衆議院の議席を維持できるかも怪しい。昨年ほどのブームが吹いても、小泉自民党にやられまくったあとの党大会時より今の方が党勢は弱い。

そんな状況を隠したいから、発表の先送りをしているのではないか?...でもね、先送りした結果減紙していたら目も当てられないよ。