というわけで、今月の週刊新潮の特集「現代『貧乏物語』」の1つとして
共産党専従のワーキングプア状態が報じられている。「おい、地獄さいくんだで」の名文句で始まる蟹工船を読んで入党する若者へのメッセージは

「おい、そこも地獄だで」

蟹工船をバックに写された志位委員長の写真キャプションは、「財政苦C」
てな具合に、少し茶化している。

給与の低さや遅配など、当blogの読者には先刻ご承知の内容だが数字が出ているところをかいつまむと

都内地区委員会勤務
30年以上の党歴で本当は40万以上給与がもらえるはずが25万

都内の別の地区委員会
一昔前には10人以上いた専従が、今は三、四人。あとの人たちは専従から身を引いてボランティアとして従来同様に働く。

専従給与の遅配、欠配だけでなく、減配、零配もあるわけだ。
ま、これだけ「蟹工船」のパターンがあるなら、ここまで言ってもよかったと思う。

蟹工船のデパート、日本共産党!