六中総のニュースはいつも通りなのでスルーするとして、大分県の教員採用汚職について。

校長先生がわが子を教員に採用させるため百万円単位の金品を配る、教育委員会の上層部が採用試験の成績を改ざんして「合格」させる、お金を積まない受験生 は点数を低く書き換えられ不合格になる、成績の改ざんは合格者の半数におよぶ―。大分県の教員採用汚職事件は底なしの様相です。

小学校の教員採用だけでなく中学校や校長・教頭昇進をめぐっても汚職があり、複数の県議会議員も口利きしていたこと、これらは以前から常態化していたことなどが報じられています。一党支持しめつけの教職員組合の関与の可能性も報じられました

一党締めつけは自分たちもやっているというか、多数派になった時の締めつけは日教組どころの騒ぎじゃないとの自覚はないのは問題としても、どうも共産党は自分たちの傘下の全教加盟の教員は無実で、問題になるのは日教組の教員だと自信を持っているようだ。

教員採用は、親が教員などコネのある場合は大丈夫ってのは、オイルショック以後だったか、就職市場における公務員人気が高まっていた頃には言われていたと思う。

実際、私の高校時代の同級生なぞ、「オレ、どこでもいいから教員養成系の大学に入ったらいいんだよ。そしたら親が教師だからコネで先生になれるもん」と何人も公言していたくらいであるw

大学で教育学部の連中を見ていても、こいつら使えねぇというか、こんなことがあった。

教育学部の某学科が不祥事をやらかし、あの大学だと某施設からぼくちんたちが利用締め出しをくらった。その時に、「お前らが悪いんだから、自分たちがこれこれやりましたと一筆書いてよこせ!それもって施設に行ってぼくらの出入りの許可をお願いしに行くから」と言ったら了解したものの、何度も何度もこちらから訪問して要請しても、いっこうに謝罪文を書かない。

やっと書いたのは、半年後、さすがにぼくちんもブチキレて、イス蹴飛ばして怒鳴りまくり。

「ええかげんにせえよ!お前らが何をやったのか、お前らのおかげでどれほどこっちが迷惑を被っているのか、全学に周知徹底してやろうか?それとも教育学部長とこでオレに暴れて欲しいんか!
明日、謝罪文持ってこい。我慢にも限度がある!」

翌日謝罪文持ってきて、名前も名乗らずポストに放り込んで、逃げるように去って行きましたよ。一人二人の不品行の話じゃない。学科全体がこうなのだ。そういう奴らが今教壇に立っていると思うと、今でも腹たつが。

実際には、某学科の中にも、良心のある人はいたと思う。しかし、そうした声をあげられないほど弱々しい正義感しかなかったのだろう。

弱々しい正義感。それは不正を見て見ぬふりに繋がる。教員採用の不正は、おそらく他の都道府県でもあると思うが、カネが飛び交うところまで腐っているところはそうないと思う。

しかし、誰かが不正を始めてばれないでいると、それが伝統として伝わって行く。そうした時の抵抗力が大分県はあまりにもなさすぎたのだろう。
そんな中、これではいつかダメになると危機感を持って全教組合員が内部告発をしたと考えると、赤旗の強気も合点がいく。

さて、真実は……報道を待つしかないが、全教組合員からも逮捕される者が出たりすれば、ぼくちんハズレw

最後に、この事件、警察も頭痛いだろうな……全部逮捕すると県全体の教育界に破壊的な影響を与えてしまう。幕引きが大変さに同情するわw