宮本たけし先生の言うことは、日本共産党の言うことをそっくりそのまま書いていて、自分の頭で考えていないのはよく知られていますが、それでもこんな知恵は回ります。

 そもそも今回の事件で、国民を驚かせたのは、中国の一企業に日本の数多くの食品企業が委託生産をさせていたこと。日本のメーカーは違っても、皆同じ中国企業が生産していました。その橋渡しをしているのは日本の大手商社です。いますでに乾燥野菜の81%が輸入でそのほとんどが中国産。ソバでも国内流通の7割は中国産です。「泉州のたまねぎ」で有名なタマネギも3割は輸入で、輸入の68%が中国産です。これらは日本の商社が仲介して日本に輸出を進めているのです。

いわゆる「開発輸入」のことをおっしゃっていますが、食品企業だけでなく生協もやっていたわけですが、そこんところは無視するのがたけし流ということ。でも、それ以外のとこではやっぱりなにも考えていませんw


日本には「食品衛生法」という法律があり、本来、食品衛生法に適合した食品だけが輸入されているはずです。ところが適合しているかどうかの検査は「サンプリング検査」で、検査率わずか10%、だいたい職員衛生監視員は、全国でわずか334人しかいません。しかも検査自体がモニタリング検査で、「検査結果が出るまで輸入を止める」といったものではなく、輸入・流通を止めない検査なのです。

これでは今後とも、たとえ検査で輸入食品から有害物質が検出されたとしても、手を打とうとしたときには、すでに食べられた後、ということになってしまいます。少なくとも検査結果が出るまでは輸入を留め置くように改善することは急務です。あらためて「安心・安全な食糧は日本の大地から」ということを再認識されられた大事件でした。今こそ「食と農を守る大運動」を連帯して進めましょうと訴えました。

まず食品の検査がわずか10%とおっしゃいますが、全部やっても今回のような事件は防げないことは理解されてないようです。現在言われている工場内での混入の場合、生産ロット全てに農薬が混入されていたのではなく、一部ですよね。そうなると混入していない商品を検査したら当然検査はパスするわけです。

では全品検査と言うなら、全部製品を袋から出してすり潰して検査しなきゃいけませんが、そんなことしたらそもそもなにも輸入できなくなります。

そこまでやらなくとも、検査結果がでるまで食品を留め置いていたら、生鮮食品はしなびてしまったり腐ってしまったりしますわね。

やっぱり日本共産党やたけし先生には、食の安全を任せるわけには行かないようでつ。