安倍首相が、パール判事の遺族と面会するのを批判する記事。日本共産党のいやらしさがぷんぶんしてますなw

東京裁判で、パール判事が日本の無罪を主張したのは、戦勝国が敗戦国を裁くという構図だったがゆえに、一定の説得力を持つ。

事実、原爆投下のような日本人にとって許すことができないアメリカの残虐行為などは最初から裁判の対象とならなかった。戦争犯罪が裁かれるなら、アメリカの犯罪も裁かれるべきなのは当然で、パール博士もそうした考えから日本無罪を主張した。

それを赤旗は「裁判の進めかた」の問題だと言うのは正しい。しかし、同時に原爆投下などの残虐行為を「なかったことにする」裁判を正当化するのは、広島、長崎の被爆者ら、戦争被害者に対する裏切り行為ではないかなんてことは考えない。

自分たちに都合が悪いことは、なかったことにするのが得意技の共産党の言うことだ。被爆者など、しょせん政敵批判の材料くらいにしか考えていないということが、またばれたと言うところか……。