日本共産党には富樫豊など、使いものにならないゴミの専門家が多いが、おかげで市田忠義書記局長がまた恥をかいてしまった。

 日本共産党の市田忠義議員は五月三十一日の参院環境委員会の食品リサイクル法改正案に対する参考人質疑で、改正による自治体への影響等いくつかの懸念について参考人の意見を求めました。

 現行法では、食品関連事業者の食品廃棄物再生利用率を20%に向上させる目標ですが、廃棄物の発生抑制がすすんでいない、取り組みが遅れている業種がある等の課題が明らかになっています。

中略

市田氏は「再生利用の手法として『熱回収』(焼却して熱を得る)を認めると、飼料化等に比べコストが安い『熱回収』を選択する事業者が増え、自治体焼却炉への持ち込みが増えるのではないか」と参考人の意見を求めました。
食品ゴミを焼却せず、家畜の飼料やたい肥にして有効活用しようとする、浅はかな素人考えと見える。

飼料にしようとすると、当然家畜のいるところに持って行かなきゃならないが、今家畜って、どんどん僻地に追いやられているんだよね。宅地の近くにあると「臭い」とか言われて家畜舎は作らせてくれない。それどころか、昔からある家畜舎の近くにマイホーム買ってやってきた連中が、クレームつけるとか普通だからね。ひどいもんだ。

そんな僻地に食品ゴミを輸送するにはコストも時間もかかるし、鮮度も保たなきゃ家畜に腐った飼料食わせることになる。トラックを何百キロと走らせるから燃料食う上に、夏は冷蔵トラック必須だよ。その上、僻地はごみ捨て場か!といったツッコミにどう答えるのかな?。

肥料化も、多くのエコ好きな人が試みているが、肥料はできても引き取ってくれるところがなくて困っている。なのに誰が引き取るの?

だから一番合理的かつエコなのは、焼却処分になるわけね。それが受け入れられないと言うなら、食品価格を政策的に今の何倍も上げること。そうすればもったいなくて、食品ゴミは格段に減るよ。

日本共産党のゴミ政策がいかに空理空論か、またもやばれてしまいました。