消費税について大企業の事情を示す記事。 

大企業にとっては消費税が増税されても少しも困らないどころか、「増税は大歓迎」なのです。

はじめて消費税が導入される時、大企業である大手小売店が大いに反対していたのはもう二十年近く前かなぁ。税が3から5に変る時、書店や出版社なんかがどれほど困ったか話題になったのは十年くらい前だったかな?昔のことなどしんぶん赤旗はすっかり忘れているようだ。

それにしても、この記事にある益税のしくみは全く意味不明。
どう見ても根引した場合の消費税と利益額の説明にしかなっていないと思うが、それにしても

 大企業の中には、部品などを納入する下請け中小業者などに「消費税分の単価切り下げ」を無理強いして、仕入れの際に実質的には消費税を払っていない場合もあります。それでも帳簿上は消費税を払った計算になりますから、売り上げにかかった消費税から引くことができます。

 この場合、消費者と下請け業者が消費税を二重に負担する結果となり、税務署に納税されない分が大企業の「益税」になってしまいます。

この部分は全く意味不明。値引きして仕入れたところで消費税はかかるはずだし、大企業が消費税を払わないなら、これは脱税だ。