人事院が国家公務員賃金の抑制を狙って基準となる民間企業の水準を「従業員100人以上」から「50人以上」に引き下げたことを批判するニュース。

そもそもこのような給与体系が適切かという議論はないようだ。現在の国家財政は、ものすごい赤字である。民間ならどうあがいても賃下げに走らざるを得ない。賃下げの水準は危機的状況ほど高くなる。

人件費を完全にコストと見てしまうのもどうかとは思うが、隣の芝生を見て決めるコスト意識のなさもまた問題だ。現代にあるべき公務員の賃金の決め方を今は考えるべきではないのか?

ま、共産党か公務員利権を守るだけの党なら、何も言いませんけど……。