中国の社会科学院で講演遊ばされた不破タンはこんなことを言ったそうでつ。

不破氏は、今日の世界がどのような姿をしているか、四つのグループに分けて、その多彩さを示しました。

どんなくくりで分けたのでしょう?全く分かりません。ついでに別のところで

不破氏はまた、二十世紀に生じた世界の根本的変化をふまえ、今日の世界を分析する力をもつのはマルクス主義をおいてほかにないと強調。

したそうでつが、これもわかりませんね。ロシア革命にはじまった“東側”の政治体制の発生でしょうか、それともフォーディズムのことでしょうか。


 マルクスがブルジョア経済学の最大の弱点は“資本主義の社会しか知らず、資本主義の法則が人類社会の永遠の法則だと思い込んでいる”とくりかえし述べたことを紹介し、「この批評は現代の西側経済学にもそのまま当てはまる」と指摘しました。

そう思っているのは不破タンだけでしょう。少なくとも日本のブルジョア経済学者は、マルクス経済学の貢献を否定する人はあまりいません。マル経系の人も、ブルジョア生産管理などをよく研究してマル経の発展に貢献した人もけっこういらっしゃいます。

なによりこの記事を読んでいて分からないのは、アグリエッタもネグリも出てこなければ、“Web2.0”というキーワードに代表される社会変化の問題。あるいはムハマド・ユヌスが先鞭をつけてプラハラードがパクった(と言ったら怒られるかw)市場経済下での貧困撲滅プログラムなどについて、全く無視しているように見えることです。

そしてこの程度のことは、趣味者のみならず、一般メデイアでもよく報道され、知られているのでつ。もっと「現代のマルクス@松本善明」らしいとこを、見せていただきたいものでつ。