1.ブレジネフ時代のソ連外相だったグロムイコ氏のあだ名。タフネゴシエイターとして知られ、何を提案してもニエット“Нет”=英語のNoとしか言わないことからつけられた。

2.日本共産党がかくありたいと考える政治手法。グロムイコは、ソ連邦の絶大な軍事力を背景にしていたためニエット外交を推進できたが、日本共産党の場合、力の源泉である国民からの支持が貧弱なため、実際はカミカゼ政治にしかならないところが違う。