livedoor ニュースiPodに学ぼうとする竹中大臣

ま、こういうニュースをしんぶん赤旗は、いつもの大企業のための政治とかトボケたことを書くのだろうけど、平蔵たんの言うこともおかしい。
MADE IN JAPAN(メイド・イン・ジャパン)―わが体験的国際戦略

ソニーの凋落&アップルの躍進の原因は規制にあらず。ソニーがアップルの後塵を拝したのは、ソニーが創業者精神を失ったからだ。

かつてソニーは、この世になかった商品を作って伸びてきた。しかし、出井社長が出てきたあたりからおかしくなったのは衆目の一致するところ。手前みそながらbusayo_dicは10年前から気づいていたぞ。

ソニー凋落の手がかりVAIOに求められる。VAIOが発売された時、SONYはWindowsをプラットフォームに選んだが、なぜ当時互換機路線を取っていたAppleを選ばなかったのかと考えたパソコンオタは少なくない。実際、当時量販店の売り場に立ったSONY社員なら、何度顧客にそう言われたのか覚えているだろう。何をかくそう、私もそう言ってソニーの社員らしき販売員から「きょう、その質問○人目ですわ」と言われたのを覚えている。
ソニーとアップルは、革新的な商品を作る事で伸びてきた事で共通する。だからパソコンに再参入する時、ソニーらしさを考えるなら、MacOSをブラットフォームに選ぶべきだった。

もちろん、まもなくAppleが互換機戦略を捨てたから、この判断は一年もしないうちに頓挫しただろう。しかし、当時のSONYなら、それならと株価も急落して瀕死の状態だったAppleを買収するくらいは、やろうと思えばできたはず。

しかし、これと決めたらリスクを取る、SONYらしさを失いつつあったSONYはWindowsを選んだ。もし、ここでWalkmanを作った頃のようなリスクテイカーぶりを見せていたなら、今ごろソニーとアップルはどうなっていたか。

規制緩和万能論は、日本共産党の綱領万能論と発想の根幹は同じである。ま、小泉と不破は体質的に似たようなもんだから、しゃないかw