livedoor ニュースイラク 激化する宗派間暴力/米軍占領の矛盾露呈/イランの影響力増大

以前からしんぶん赤旗は、イラクから米軍が撤退すれば平和が訪れると主張してきたが、その論理が破たんしつつあるのがわかる記事。アメリカとしては、もともとフセインを叩けばそれでよかった。フセインを叩いた後、安定した親米政権ができればさっさと撤退したかったわけだ。

ところが任せるつもりだった連中がタコばかりで、ついでにフセイン政権に押さえつけていたため起きなかった民族紛争まで誘発してしまったから、引くに引けない。そこで政情の安定化につながり、撤退するためにはイランの手も借りようと言うことなのだろう。

シーア派に肩入れしたとしても、うまく行くかどうか……。しかし、米軍も、国内世論の関係上、そう長くはおれない。米軍がイラクの安定化までに撤退するこ ともあり得るだろう。その後、内戦が起こったら、ユーゴのようにまた多国籍軍が出動することになるかもしれない。しかし再び多国籍軍が進駐したところで、ユーゴの二の舞になる可能性は高い。


そうなってもしんぶん赤旗は、米軍 撤退を勝利と位置づけ、あとは適当に民族紛争の悲劇を報道して、事実上自分たちの論理の破たんには知らぬふりをするのであろう……。
チェチェン やめられない戦争

アメリカのイラク攻撃は、確かに感心できるものではなかった。しかし賽は投げられたのだ。投げられてしまえば、どう終息させるのかが問題だ。その方法として米軍撤退しか頭にないのは、共産党に限らず、反戦勢力全体の問題であろう……世界平和を目指している割に、チェチェン問題は、ほとんど無視だしね。大々的に報道されるものしか関心がないのだろうか?