主張/大量誤発注/空売りと株高の狂騒の陰で

不幸な偶然が重なって起きたジェイコムショックだが、しんぶん赤旗は相変わらずノーテンキ。

 いわゆる「空売り」は、売り手が証券会社などから実際に株式を借りて売却し、株価が十分値下がりしたところで買い戻して売値との差額を得る投機的取引のことです。

あのさ、確かにそう言う儲け方もあるけど、先物はもともとリスクヘッジと公正な価格形成のためにあるというのは教科書に書いてあること。その中で機会を見つけて売買を行うのが投機家のやること。

空売りは金鉱山も石油採掘業者もトウモロコシとか作っている農家も為替リスクに晒されるメーカーや銀行も将来のリスクをヘッジするためにやっている。アホでつか?


誤発注と分かっていたにもかかわらず、モルガン・スタンレーや日興コーディアルなど 内外の証券会社が当該株を大量に買っていました。各社とも億単位の利益をせしめようとしています。「もうかりさえすればなりふり構わない」やり方が証券市 場の闇を深くしていることを、市場の当事者は自覚すべきです。

もはや、彼らは儲けを返還するらしい。つーか、異常事態だからお上が強制的に何とかする観測は、昨日から言われていたことだし、そうなると証券会社がどのような行動をするのか想像つきそうなものだが……
それに今回の売買で買った個人投資家は強制的に精算されるとしても大儲けしているはずだが、彼らに「市場の当事者」の自覚はいらないのかな?

それにしても、たたが取引ミスに仰々しい記事だこと。まるで自分がジェイコム株を買えなかった怨念をぶつけているかのようだw