9面学問文化欄、「時の音」という評論。タイトル「共産党とことば」キャッチは「政治を語ることばを豊かにしていく責任とは」と題して、共産党特有の言い方に苦言を言っている。

全文引用したいほど面白い。
最近共産党の人が多用する「きっぱり」ということばは志位和夫の口調に引きずられたものだろうが、これを聞いたとたん、第一印象が個性豊かで好感を持てるような共産党候補の「顔をひどく見えにくくしていた」
り、共産党員と語りあっている時に「決定的なディスコミュニケーションを生ずる」……。他にも「です、ます」にも言及している。

大塚は回りくどい言い方をしているが、簡単に言えば、共産党の語る政治のことばは貧しいから何とかしろと言っている。

「『ことば』が届きにくいのは、その主張ゆえではなく、『ことば』への態度に問題がある」……もっとはっきり言えばいいのに。小泉や社民党が伸びたのは、必死さが伝わったからだってw