選挙戦も中盤にさしかかってきましたが、きのう小泉さんがこの選挙で初めて街頭演説に立ちました。演説の内容はいつもと同じ郵政民営化一色でしたが、小泉さんは選挙終盤まで、この路線で突き進みたいようであります。

しかし、今の日本の課題というのは郵政民営化だけでもありませんし、郵政民営化自体それほど重要な問題ではありません。国民の一番の関心事は年金制度や景気対策であるわけでありまして、まずそれらのことに小泉政権はどう取り組むのか説明する責任があるように思います。

また、小泉さんが『刺客』として送り込んだ候補者は、押し並べて郵政民営化のことしか言いません。もっとも大事なことを争点にせず、3番目か4番目の争点にスポットを当てて「YESかNOか」を問う姿勢は、小泉さんのご主人であるブッシュ大統領の手法を真似たものだと思いますが、こんな選挙は国民にとって良いはずはありません。
また外交ではアジアとの関係、とくに中国や韓国との関係や、泥沼化しているイラクからどうやって自衛隊を撤退させるかという問題もあります。それらのこと全てに白紙委任状を与えるほど、今の日本に余裕など無いわけでありまして、選ぶ側の私たちが、しっかり見極めて投票する必要があります。

小泉劇場と呼ばれる今回の選挙でありますが、何も私たちが小泉さんの作った劇場の観客になって、小泉さんの信任選挙に参加する必要など無いわけでして、幸いなことに私たちにはいくつのも選択肢・選択基準があります。

罵詈争論でした。