「少年H」とかいう、いわゆる反戦小説がベストセラーになった時、戦争を体験した少なくない左翼が激怒したことを知っている人は案外少ない。なぜ激怒したかと言うと、主人公に全くリアリティがなかったからである。戦時中、絶対にいるはずのない主人公を描いた小説家は、しこたま叩かれて、内容を改変せざるを得なかった。

昨日、しんぶん赤旗は、最近当blogで叩いたABCD包囲網の記事に反論するかのような、日本が追いつめられていたと言うのは間違いだと言うヘタレ記事を載せいている。

日露戦争以後、欧米列強が新しい競争者である日本を警戒していたことなど全く無視したり、石油禁輸がどれほどえげつない圧力かとか、ハルノートが日本の権益は放棄させて自分たちの権益だけは無傷で守ろうとする欧米列強の身勝手な要求であったことや、アメリカの山本五十六がどれほどアメリカの参戦を怖がっていたことなど一切無視した暴論だなんて言っても、この記事かいた田中一郎とかいう記者は聞かないだろうから

これを貼っておく。