1972年、沖縄は本土復帰をはたしました。戦中は日本の捨石にされ酷いめにあわされたのですが、今から33年前に日本に復帰が決まった時、沖縄の人たちは本当に喜んだそうです。なぜかと申しますと、それは日本に新しい憲法があったからだといいます。

しかし、復帰後の沖縄は、ご承知のとおり米軍の75%が集中し、米兵による事件や、危険な訓練によって、沖縄の人々の人権は蹂躙され続けております。戦前は軍部に見捨てられ、「県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」と電文を打った太田中将の期待も空しく、復帰後は憲法に見捨てられた沖縄でありますが、大きな事件や事故が起こる度に言われるのが「沖縄の独立」です。「人は見捨てた者に見捨てられる」といいますが、日本に見捨てられ続けた沖縄の人が、日本を見捨て「沖縄独立」を叫ぶのも無理も無いことであります。
先日も、米軍の特殊部隊が、米軍基地キャンプ・ハンセン内射撃演習場に新設された都市型戦闘訓練施設で、実弾射撃訓練を行いましたが、訓練施設と民家があまりに近いことから、抗議活動が起こっております。県民の「訓練即時中止」の声に対して、日本政府は「訓練の中止を求めることは無い」と、また沖縄の人を見捨てるような発言を繰り返しております。

日本政府もアメリカ政府も、それぞれの立場や思惑もあるでしょうが、自分達の主張だけごり押しして、沖縄の人には常に苦汁を舐めさせる。何の目的で誰のためにそんなことをするのでしょうか。それは沖縄の人たちより、もっと大切なことなのでしょうか。

いずれにせよ、自分達の主張をごり押しして、大衆を見捨てるようなことを続けていると、いつかはその大衆から見放されることを肝に銘じておいてもらいたいものであります。

罵詈争論でした。