大衆の支持も、政治的実力もない左翼ほど、しがみつきたがる概念。この概念は、誰にも一般論として否定不可能であるがゆえに、ここなら否定されることはないだろうという浅知恵が働くため、追いつめられた左翼ほど反戦・平和を声高々に叫ぶ傾向がある。

現実は、これほど扱うのに大衆の支持と能力を必要とする概念もない。ラッセルやアインシュタインほどの逸材でも現実を動かすことはできず、目立った成果としては、ネットをテコにして地雷廃絶を各国政府に認めさせたジョディ・ウィリアムスと彼女のグループくらいしかない。共産趣味者に娯楽を提供するしか能のない左翼党派には、対応が不可能な分野なのだ。

もっと簡単で成果があげられる分野で成果をあげられないからといって、さらに難しい分野で意気がるから左翼は共産趣味者のエサになるのである。