三面

JR西日本大阪支社に張り出されていた「大阪支社長方針」つーのが、第一に「稼ぐ」、第二に「安全安定輸送」と書かれていたのを問題視して、酷田恵二参議院議員が十三日の衆院国土交通委員会で「撤回したか」と追求。

垣内社長は「民間企業であるから稼ぐことはもちろん大事だが、鉄道は安全輸送がなければ稼げないのは当然」として、撤回しなかった。それが今回大阪支社長が替わるので掲示をやめたそうな。その後は国労西日本委員長が出てきて、お約束のパターンとくる。

さすがは酷田参議院議員である。今、安全を口に出されたら誰にも逆らえない立場にある垣内を、エラソウに「撤回したか」と、さらに追い込むところは、まさに共産党エリートの鏡。普通こう言うのは、弱いものいじめといって、世間は眉をひそめるんだけどね……。
いや、影響力を大きくしようとするのはいいよ。でも、それなら国労西日本に、緊急時だから国民のため経営側と協力して安全確保と迅速な復旧に努めてくれと、指令を出しゃいいんじゃないか?そうすりゃ、すこしは共産党も話が分かるとJR西日本幹部も考え方を変えるかもしれないぜ。「北風と太陽」のお話、知らないか?幼稚園児でも知ってるぜ。

文句があったら、しんぶん赤旗なんかで吠えていないで、6月13日(復旧予定日だ!)までに阪急宝塚駅で、この記事をコピーして党本部の電話番号、FAX番号明記して数万枚配ってごらん。素晴らしい反応が返ってくると思うよ。なに?垣内はこわくないけど、事故でまいっている国民を相手にするのはこわい?国民感情逆なでしているのに気が付いているなら、直せよ。

ん?酷田の字が間違ってる?穀田が正解?……すまない。あまりにピッタリだったから気が付かなかった。