日本共産党・民青同盟悪魔の辞典+

日本共産党や民青同盟、またやりよった……ぼやきのブログ

2010年07月

日本共産党とたたかう呉民商から報告があったのでエントリ。
他の民商も金絡みをチェックした方がよさそうだ。

  • 50. 623
  • 2010年07月31日 10:36
  • ■豊島民商の不当解雇裁判で正しい判決がでたばかりですが、逆のケースです。

    1)呉民商の事務局員2名(共産党員)が労連組合に加盟しました。
    近日中に団交(解雇処分について)予定。
    彼らは常に労働者ではない、運動の共同推進者だと主張していましたが自分たちの処分を不服として組合に加入し、このことから自らを労働者であると認めたわけです。
    労働者と運動の推進者を使い分ける
    賃金と活動費を使い分ける
    ここから不正な会費使用が発生するのです。

    全国の民商さん退職金規定を精査しましょう。
    全商連の事務局員退職金共済以外に中退共にも掛金をかけていませんか(当然ですが決議なしで)
    会費の使途を再点検しましょう。


    2)広島県連が呉民商の副会長を県連の理事として認めない(保留扱い)とFAXしてきました(県連総会で次回の常任理事会で無条件で認めると発言している)。
    会員と事務局員の処分を理由にしていますが、一会員(共産党員)の文書のみを根拠にしており、呉民商へ事実確認することなく県連常任理事会にその文書を配布したようです。
    この文書は大きな誤りがあり(誤った個人情報の漏洩)事実確認を怠る(故意か?)個人の尊厳を否定した県連事務局長の責任は重大です。

    県連の総会で来賓は共産党議員と関連団体でしたが
    選挙前段で政党支持の自由を謳いながらこれですから
    ・・・
    あたりまえかwww

    いいかげんに共産党や党員は謙虚に反省しなくては誰の支持も得られません。

国会議員団総会での志位たんのあいさつ

参議院選挙でのわが党の議席と得票の後退は悔しい結果であり、責任を痛感しています。私たちは、党内外のみなさんのご意見に真摯(しんし)に耳を傾け、問題点を明らかにし、新たな前進の道を明らかにする作業にとりくんでいる最中であります。一定の時間はかかってもしっかりした総括をおこない、必ず国政選挙での巻き返しを果たす決意をのべるものです。(拍手)

参議院選挙敗北直後は、本当に反省するのかと期待を持たせたものの、三日目あたりから「立ち直った」日本共産党。

立ち直ったとは言え、総括に時間をかけているのは、それだけ慎重に総括をやらないといっせい地方選でさらに惨敗するとの認識があるのだろうが、これまで聞こえてきている情報では、これまで同様党に何か言ってものれんに腕押し状態だという。

志位たん、本気ならどんな総括をしようとしているのかblogでもtwitterでもいいから自分の言葉で書いた方が良い。そして読者の反応を見ながら書き換えて行く。それくらいの努力はするべきだ。

時間をかけて出てきた結果がいつも通りなら、「やっぱりね」でまた支持者は離れて行く。しかし、総括内容を修正して行く過程が公開されていたら、不破たんあたりが変に介入しようとしてきてもできない。読者はすぐに気がつくからだ

ま、そうして総括を作っても、志位たんがいつも通りの総括をする気なら、全く効果はないのだけどw

日本共産党同様、参議院選で惨敗した民主党の総括文書が出たようだ。

消費税増税そのものについては否定するどころか、「消費税を含む税制改革の論議」の推進を宣言するという無反省ぶりを示しています

また文書では、「国民の生活が第一」を前面に掲げた昨年の衆院選マニフェストを「原点」として位置づけましたが、後期高齢者医療制度廃止や労働者派遣法の抜本改正、沖縄・米軍普天間基地問題などをめぐる公約違反や国民への裏切りについては一言も触れていません。

総会では菅首相があいさつし、自身の消費税についての「不用意な発言」について「心からのおわび」を表明しながらも、ねじれ国会のなかで「死力をつくしていきたい」と続投の決意を表明しました。

総括案に対して出席議員からは、「普天間(基地)のことが入っていない」「もう一度(総括を)やりなおせ」などの意見や批判が相次ぎました。菅首相は、9月の代表選で判断を受けたいとのべました。


いやぁ、民主党と同様2割の議席減という審判を受けた日本共産党の総括が楽しみだわwww

こちらでお知らせしていた神戸の選挙違反事件、先ほど容疑者が不起訴・釈放になった模様。

数日前に紹介した、この方のその後、某氏とのやり取りが面白い。
ぼくちんが笑ったのは本文やコメントのこのセリフ。

誰かの無責任な評価・レッテル貼りを真に受けて、アクセスしてきたのではないでしょうか。

やはり、誰かの無責任な評価を信じ込まれたのですね。

本当に、誰かの紹介で、ここのアクセスしたわけではないのですね!?

ところで、私のブログをどうやって知ったのですか?
これには、結局、答えないままですね。

それは今月11日のものですよ。
今頃、どこにあったのですか?
無責任なレッテル貼りをしてこれを紹介している者がいたのですね。

やはりクラ様はそれを真に受けて来られたのですね
正直に教えていただいてありがとうございます。
今後は、真に受けないように!


やり取りを見ていると、無責任なレッテル貼りをしているトコの影響をクラ氏が受けたと強く推定していることがわかるのですが、大学院教授ともあろう方が「上脇博之 クラ」でクグることすら思いつかないのもどうかというのは前ふりで、一言。

この人は、書く側がたいした努力もせず、自分の思い通りに読んでもらえると思っているらしい。

「注意深く読めば」自分の言うことはわかるはずだとするのが、そうした思考を持つ者の典型的思考だが・・・こちとら書く時は、いろんな思想や嗜好をもつ読者が注意深く読まないことを前提にして、あらかじめ反論を想定して書くことが多い

そうした思考スタイルは、ぼくちんがゼミの先生から価値判断についてバンバン突っ込まれていたのが影響している。
たとえばこの人の言う

「普天間基地を沖縄に押し付けない投票行動をとれるかどうかが重要」

なんてぼくちんが言うと

「普天間基地を沖繩に押し付けてはいけない理由は?」
「沖縄は、米軍基地がたくさんありすぎでつ」
「沖縄に米軍基地がたくさんあったらいけない理由は」
「沖縄県民が迷惑しています」
「たくさんあったらなぜ迷惑なんですか。少数なら迷惑じゃないんですか?迷惑ならひとつもない方が良いでしょう。そもそも普天間基地は当初どこかにあって押し付けられたものなのですか。必要があって最初から沖縄に設置された基地じゃないんですか。だとすれぱそもそも押し付けられていないから君の言うことは間違っています」

という感じで突っ込まれて最後には身動きが取れなくなるだろうw
だから突っ込まれないようにするには、相当言うことを吟味しないとダメだった・・・吟味してもやられたがwww

しかしこの方は、都合が悪くなるととたんに反省しろとかマナーをわきまえないとか、罵倒に走るところでお里が知れる。

共産党支持者として見られることを想定して書いておれば、党員や支持者なのではないかと見られることなどないのにだ。

ということで某さん、ご苦労様でしたw

すでに当blogにも報告があったが、関西で生コンストが行われている。以前から準備されていたストライキなのだが、これに日本共産党は大反対!写真はクリックしたら拡大します。

生コン1
生コン2

でもっと同じ近畿の紙面の横にはこんなのが
大阪労連ハンスト
要は、自分たちの指導するストライキはオッケー、他が主導するストライキはダッメー。

あまりに分かりやすい態度に、ぼくちん腹イッテーwww

これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学
著者:マイケル・サンデル
販売元:早川書房
発売日:2010-05-22
おすすめ度:4.5
クチコミを見る
我らの宮本たけし衆議院議員がいまベストセラー街道ひた走りのマイケル・サンデルのこの本を読まれたようです。

私は、もともと「哲学」という学問が好きで…今でも月に一度は鰺坂真関西大学名誉教授とヘーゲル哲学の研究会をやっているぐらいです。私の親父が山が好きで、私を「岳志」と名付けたのにあやかって、長男に「哲志(さとし)」と名付けたぐらいです。なぜ、この学問が好きになったのか…と振り返ってみると、つまりは「義務教育の授業になかったから」ということだったように思います。 

物理学でも化学でも、文学や数学でも、とにかく程度の高低はあれども小学校・中学校でも一応教えてくれます。中学生時代に「哲学」という学問の存在を知ったとき、とにかく「これまでの学校の授業になかった未知の学問」ということに、ものすごく好奇心をかきたてられました。だから高校に入ってからは「唯物論と観念論」とか、「形而上学と弁証法」とか、「認識論と不可知論」とか、さかんにやったものです。

中略

このサンデル先生の本…さすが「講義の名手」と言われるだけのことはあります。ベンサムの「功利主義」、「リバタリアニズム(自由至上主義)」、そしてイマヌエル・カント、ジョン・ロールズ、アリストテレスと、「正義と道徳」にかかわる哲学的な議論が、わかりやすい実例で解き明かされていきます。この本でカントを学んで、あらためて「ヘーゲルもマルクスもカントの流れをくんでいる」ということを再認識しました。

なんか、たけしせんせいの文章を読んでいると、高校時代に地域有数の進学校に並みの秀才が入って成績急降下&民青の活動にかまけて「「なぜ勉強しなければならないか」わかっていなくて高校で留年した人の言うこととは思えませんと書こうとして気がつきました。

本のメインテーマである「正義と道徳」について全く触れていないことをwww


これだから岳志先生の日記はいつも大人気なのだ・・・上にへこへこ、下に威張りまくりのヒラメの正義なんか自慢できないんだし、こんな本のことスルーして言わなきゃいいのに・・・・自分はサンデルの正義に共感しているとしでも匂わせたいのでしょうか?

これだからたけしウオッチングはやめられませんwww

しんぶん赤旗

沖縄県知事選(11月11日告示、28日投票)の候補者擁立に向け、選考委員会を立ち上げて協議を進めてきた日本共産党県委員会と社民党県連、沖縄社会大衆党は26日、県議会内で3回目の協議を行い、「沖縄県知事選挙に臨む基本姿勢」で合意しました。

昨日、参議院選時に共闘できなかった件に触れたが、沖縄県知事選には、何とか共闘が成立しそうな感じである。

三年前の参議院選で統一候補として擁立した糸数氏は社大党出身。順番からすると社民党か共産党から候補者を出していいが、さてどっちから統一候補が出るのか?

党内でも異質な県委員会である沖縄県委員会が、どのように協議を進めていくのか注目であるが、個人的には今は社民党に譲った方がいいな。

なぜなら、県知事選に勝つと知事には相当な圧力がかかってくる。どんな手段を取ってくるかわからないというか、社民にせよ共産にせよ、野党経験が長いので攻めるのは割と得意だが、守るのはへたくそだ。 

すなわち社民党知事がやられているのを観察しながら協力し、守りのノウハウを身につけ、次の順番に備えるのが吉。

この知事選で勝てば、四年後ももめている。守りのノウハウを身につけ、満を持して共産党知事を狙えばいい。

ただ、それまで党組織が持てばの話ではあるが・・

 

産経新聞

平和・安全保障研究所理事長 西原正の主張

参院選挙では沖縄の基地問題が意外に争点にならなかった。普天間基地の県外・国外移設や無条件撤去を掲げた社民党と共産党はいずれも1人議席を減らした。しかも沖縄県では両党の推した2人の候補者は落選し、現職の自民党推薦候補が再選された。ということは、有権者の多くが5月末の鳩山政権下で米側と再確認された辺野古案を容認したと見てよい

参議院選の結果は、社共が共闘していれば勝てたことを示している。
ここまで馬鹿にされても、両党とも知事選でも同じことをやるのだろうな・・・馬鹿にもされるわけだw

11月に開催される赤旗まつりの予告

来年のいっせい地方選挙にむけた総決起の場としても重要な集いとなります。

中央舞台での政治プログラムの柱、党幹部の登場は、志位和夫委員長が7日(日)午後の記念演説。市田忠義書記局長は6日(土)午後、登場します。


まつり恒例の不破哲三さん(社会科学研究所所長)の第4回「科学の目」講座も、7日午前11時から、BumB東京スポーツ・文化館のメインアリーナで開催と決まりました。


参議院選の総括も出ていないのに、いっせい地方選総決起の場で話す人は決定している。唯一の変化は、不破哲三がさん付けで書かれていること。

院政を敷いていると見られているのが気になっているらしいwww

ということで、ここからリンクを追っていくのが一番分かりやすい。
いやはや、一見まともそうなのに注意して読むと・・・・、日本共産党を支持していると一切書かないところが、実に情趣あふれておりまつwww

二年半前に書かれたJGB氏のblogエントリ
もともとすごい内容なのだが、最近屁の突っ張り氏が登場して魂をぶつけ合う対話がなされている

しょせん党にいたことがないというか、敵だったぼくちんなんかでは到底できない濃い対話だ。

高密度かつ長大なので時間のある時に読もう。朝の合間に読めるような内容ではない。

しんぶん赤旗

明日革新墾が来年30周年を迎える総会が行われるそうだが、革新墾の規模は

来年で結成30周年。地域、職場、青年革新懇は797に広がり、「小学校区」や「町内会」単位の革新懇も誕生。国民の切実・多彩な要求を取り上げ、無党派との共同を広げ、政治変革をめざす革新懇運動の値打ちは輝いています。

革新墾のホームページによれば

構成員は現在450万人を数えるとともに、すべての都道府県と地域630、職場163、青年8に組織(合計801)を擁し、草の根から政治革新運動を発展させる重要な存在へと前進しています。

と減少傾向というか後退基調。
ちなみに参議院選の日本共産党比例得票は356万票、革新墾の構成員数の80%しかないというのは・・・民主党や社民党に入れる人も多かったということか?

しんぶん赤旗
全労連25回大会での市田忠義のあいさつ

私はまず最初に、今回の参議院選挙で寄せられた、みなさん方の日本共産党への熱いご支持とご支援に心からお礼を申し上げるとともに、議席と得票を後退させ、ご期待にこたえられなかったことを、心からおわび申し上げます。

いま、党内外の方々のご意見・ご批判に真摯(しんし)に耳を傾け、政治論戦、組織活動などあらゆる面で、いっさいの聖域を設けず、どこにただすべき問題があるか、前進のためになにが必要か、掘り下げた自己検討をおこなっている最中です。何ものをも恐れず、自己分析性を発揮して真理を探究していくという精神でのぞめば、必ず前進への道はきりひらけると固く確信しています。


すでに志位発言他、あちこちで党綱領や民主集中制などが聖域扱いされ、一切聞く耳を持っていないことが明らかになっているが、それでも嘘をつけばごまかせると思っているのだろうな・・・それにしても

みなさんがたたかい、私たちが政策で掲げたこの方向は、選挙の結果や財界の思惑がどうあれ、日本経済再生のための必然的方向として、通奏低音のように鳴り響き、いずれ主旋律を奏でることになることは間違いありません

曲目は、葬送曲のようですね。日本共産党破滅の旋律。もう十分ぼくらには聞こえてますけど、耳の悪い市田くんは聞こえないらしい。

長野県知事選、本日公示。
注目選挙区です。みなさんオチしていきましょう。

こちらで話題にした選挙違反事件、やはり共産党員が逮捕されていた。

男性と接見している松山秀樹弁護士らによると、「誰の指示か」と執ように聞くなど警察の取り調べは続いていますが、男性は黙秘を貫いており、「最後までたたかう」と語っているといいます。

国民救援会や日本共産党などでつくる「神戸市西区ポスター公選法弾圧事件」対策委員会は、釈放・不起訴を地検に強く求め、団体署名など全国に支援をよびかけています


以前にも書いたように、普通なら「注意」で済む程度の話である。でも「誰の指示か?」って聞かれたら黙秘しなくてもいいじゃん。「不破哲三、志位和夫」に決まってるんだから。

警察
「いや、直接君に指示した人を教えて欲しいんだ」

男性
「直接指示されましたよ。地区委員長や県委員長は、志位・不破の言うことを再生するテープレコーダーに過ぎません。彼らの言うことは全て不破志位が言ったことです。テープレコーダーに罪はありません」

ぼくちん、どこか偽証しているだろうかw?

参議院選の敗北後も、反省しているように見えない日本共産党。次の統一地方選挙でも前進はせず、後退はほぼ間違いないであろう。

党財政もますます苦しくなってきている。すでに一部の地区委員会ではリストラが始まっている。リストラされなくても、5年、10年先には専従者給与は許容し難い低水準に落ちているだろう。

どうすべきか?専従者給与以外に収入源を確保すべきである。連れ合いがそこそこ給与がもらえる安定した職場にいる場合は、専従給与がなくなる時に備えて住宅ローンなどを組み換えるくらいはしておいた方が良い。

夫婦とも不安定、あるいは独身なら何か別の仕事を見つける算段をつけておこう。とはいえ30代後半以降になると、もともと就職先がない上に元共産党専従の経歴は決して転職市場で高く評価はされないだろう。

ではどうすべきかは、正直言ってぼくちんもわからない。安易に独立起業や資格試験に挑戦することをすすめてもダメなことはわかっている。

できるものなら、共産党員の強みが発揮できる職を選ぶべきだろう。では、共産党員の強みって何だろう?

思いつくところをコメント下さい。

7月22日告示、8月8日投票の長野県知事選挙は、共産趣味的には松本善明の息子で、安曇野ちひろ美術館館長松本猛氏が立候補することでがぜん注目度が上がっている。

松本善明の息子と言えども共産党員ではない松本猛候補は、基本浮動票狙いだろうが、そこに比較的長野で強い共産党がどう動くかが注目点であった。

このあたりの解説はぼくちんがやるよりdohkun1010氏のtwitterが詳しいのでそちらを参照していただきたいが、こういう話題があるのは助かる。

ぼくちん、崩壊一直線のリアルタイムストーリーばっかり追ってるのもしんどいのだw

昨日のエントリに興味深い書き込みがあった。

2. いかるが
2010年07月18日 17:00
むしろ、わたしが注目しているのは、来年の統一地方選挙です。共産党はこのままでは相当議席を減らすでしょう。とくに多くの議席を有する近畿の府県議と全 国の政令指定都市議がどうなるか。ここで議席を半分から3分の2くらいに減らせば、財政的にかなり苦しい。なにせ月収100万円の議員が数十人単位でいな くなるのですから。県委、地区委の物理的な維持が難しくなります。

国会の議席減よりも財政的に追い詰められる方がきついと思います。これからは党勢拡大の号令がさらに強まるでしょう。

6. 通りすがりの者
2010年07月18日 22:47
「党勢拡大」より「現状維持」に努力するしかないかと・・
(それすら厳しいですけど)
来年の統一地方選、民主党は選挙区の基盤と地方組織の強化を
踏まえた「党勢拡大」を目指して、3年前以上に候補者を大量擁立しますし、共産党と最も敵対関係に近いとされる公明党も
、現有議席死守を賭けた凄まじい組織戦を仕掛けてきます。

「平成の大合併」で誕生した自治体議会の議員定数削減も
進む中、この10数年で国政議席の大幅な減少と党員・支持者の
離反&高齢化。地域組織の体力低下が止まらない共産党。
今回の参院選以上に、統一地方選で国政選挙並の惨敗に
終われば、政党としての存亡に関わる危機を迎えると思います。

いかるがさんが指摘されているように、財政面で追い詰められると相当厳しいです。政党助成金を受けている自民党でさえ過去の借入金も含めて、党財政が緊迫 の一途を辿っていますから。


実は、党費納入率は現在もかなり下がっている。上記お二人の予想どおりになると、たぶん党費納入率は半分以下にまで落ちるだろうし、赤旗の減紙も加速するだろう。

そしてこの予測は、宮地健一氏の言う「自然死」と重なる・・・。そしてそれが「改革せよ」の提言よりも党の衝撃を与えるならば、いかに党に金をやらないかが党改革の最大のポイントだという結論を導きだすことができる。

具体的には党費をなんのかんのと理由をつけて払わない。赤旗を取らない。寄附を半額以下にする・・・しかしこれはたただでさえ薄給に苦しむ専従党員の給与をさらに削減することを党組織に強いることになるだろう。

当blogでよく問題にされる目からうろこ党員は別に給料を減らしてもクビにしてもかまわない。しかし実際にはそうした党員のみがリストラを免れるだろう。

そんなことを考えると、党の寿命はひょっとしたら5年ないのかも知れない。



しんぶん赤旗

参院選挙総括準備のための日本共産党全国都道府県委員長会議の2日目が17日に党本部で開かれ、西日本(近畿・中国・四国・九州ブロック)23府県の委員長が参加し発言しました。

閉会あいさつで志位和夫委員長は、「会議で出された発言には、総括にあたっての重要な示唆やヒントがたくさん含まれていました。そのすべてをしっかり受け止めて、総括に生かしたいと思います」とのべました。

そのうえで、綱領と科学的社会主義への確信は揺るぎないものであり、「科学の精神にたって、何ものも恐れず、自己分析性を発揮して、真理を探究していく精神でのぞめば、必ず前進への方途がみえてくると私は確信しています」と、話しました。

最後に総括を待たず同時並行でとりくむ三つのこと—(1)支持してくれた方々に結果と決意を伝え、率直な意見を聞く(2)公約実現の運動に国民とともにとりくむ(3)どんな条件の下でも前進をつくる最大の保障となる党勢拡大—を呼びかけました。


総括の準備で行われた会議だが、ほとんど成果らしき成果がないようだ。厳しい指摘も、幹部会への批判もなかったようである。

赤旗

16日に開かれた総括準備のための都道府県委員長会議

会議の最初に志位和夫委員長は、常任幹部会声明(12日)で、「今回の選挙結果を重く受け止めています。国政選挙での巻き返しにむけ、本格的な態勢構築をはかります」と決意を明らかにしたことにふれ、「今回の会議は、参院選挙をたたかっての自由な意見、感想を聞き、常任幹部会として教訓を学びとることが主たる目的です。中央への意見も含めて出していただき、総括の第一歩にしたい」と述べました。

そのうえで正確な総括をするうえで、(1)選挙戦全体(2)政治論戦(3)選挙闘争(4)党建設—などについて自由で率直な発言をよびかけました。

市田忠義書記局長が座長を務め、全委員長が発言しました


市田座長で、市田くん選挙担当降りなさいなんていう委員長がどっさり・・・なんてあるわけないかw。

本当に自由で率直な意見が欲しいなら、当blogに呼びかけてエントリ作れと依頼するのが一番いいのにな・・・もっとあり得ないw

いずれにせよ、近々この委員長会議の発言が赤旗に掲載されるはずなので、楽しみに待ちましょう。本当に党が反省たのか、反省したふりをしているだけなのか、それでわかります。

いやあ、これはさすがに驚きました。さすがは天下無双の宮本岳志衆議院議員でつ。

あらためて肌身で実感したのですが、日本共産党は決して国民に嫌われて減票したのではないのです。「民主にがっかり、自民にこりごり」という私たちの訴えは国民の気持ちとぴったり一致するものでした。しかし「民主も自民もだめ、消費税増税反対」の思いは。「みんなの党」に流れたのです。だから「みんなの党」に期待を託した人たちも「共産党もいいこと言っている」と思って下さっているのです。

一人区で議席を伸ばしたため「自民復調」に見えますが、得票の流れで見ると自民も大幅減票です。大阪でも比例代表で民主党は前回参院選比20万票の減、自民党は12万票の減、一方で「みんなの党」が55万票の大量得票という結果でした。大阪選挙区で見れば「民主も自民もダメ、公明も嫌い」という票は清水さんと「みんなの党」の候補者を合わせて74万票あったということですね。割れていなければ、98年の私の得票も上回り、民主や自民を上回って、堂々2位で当選していたはずでした

左翼票が社民党と共産党に割れた、あるいは民主党と割れたというならまだわかるんですが、みんなの党と割れるとは・・・たけし先生にしか見えない、鋭い目のつけ所でつw続きを読む

左翼ブロガーにも、今回の日本共産党の敗北に衝撃を受けている人がいる。
ということで、読者の方から「世に倦む日日」の「社民と共産の絶滅について」を紹介されたので紹介。日本共産党のくだりは

共産の方はどうかと言うと、やはり時機を逸したと言う以外ない。党名の変更を含む党の刷新と再建に挑戦するなら、それは10年前に取り組むべき課題だった。5年前でも遅すぎるほどだった。

長い伝統と歴史が足枷になって、組織を変革できず潰れることは、民間企業では屡々ある話だ。政党も企業も時代の変化の中で生き、厳しい競争の中で生きている。自己変革を怠って生存競争に負けた者は、残念ながら死滅せざるを得ない。今からでは遅すぎるが、滅びる前に幾つかやって、最後に努力した姿を歴史に残すべきだろう

五点。第一に、党名(看板)を取り替える。中身については多言無用。始めに党名変更ありき。理由をくだくだ説明する必要はない。それが必要な理由は小学生でも分かっている。改宗せよ。

第二に、志位和夫は選挙敗北の責任をとって党首を辞任する。幹部は総入れ替えをして、代表と幹事長は40代から50代の女性を据える。志位和夫は政策フェローに就き、若い執行部を政策理論の側面からサポートすればいい。党名変更と共に、委員長や書記局長などのレガシーなシェルやプロトコルも一掃する。

第三に、選挙の候補者を公募で全国から選考する。30代から50代の女性を中心に抜擢し、男性候補は若さとルックスを重視。見た目を優先。

第四に、従来の方針を変更し、政党助成金を受け取って財政基盤にする。名称を変更した機関紙は、紙の配達ではなくインターネットでの記事配信に注力し、無料で読者の拡大を狙う。

第五に、これが重要だが、政策は一切変える必要はない。今のままを継続。要するに、スターリンの歴史のレガシーからフリーになるだけだ。

上に挙げた五つの提案を共産が実行できるとは思えない。実行して生まれ変わったとしても、再生再興が成功するかどうかは微妙だ。時すでに遅しとしか言いようがない




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党中央常任幹部会すらこれまでにない衝撃に打ち震えた今回の参議院選での敗北。それでもノーテンキな宮本岳志代議士、誰かからクレームが来たようでつ。

このページの最後の二節。民主党が公明・みんなと連立打診に

またまた政局は動くでしょう。選挙結果に一喜一憂している場合ではありません。私たちが正面から批判した民主党は、参院選敗北でいよいよ行き詰まりを深め、つい一年前まで自民党のドロ舟に乗っていた公明党とみんなの党が、今度は民主党のドロ舟に乗るかどうかが注目されます。

乗っても乗らなくても、日本の政治はさらに前に進まざるをえないでしょう。そして引き続き日本共産党の「出番の情勢」に違いはなさそうです。クレームが来そうなのであらかじめ申し上げておきますが、選挙結果の消長と出番の情勢であるかどうかとは、残念ながら、必ずしも常に一致するとは限りません


「おまえ、危機感が足らんのじゃないか?」なーんてどこかから言われたのでしょうかw?それはともかく

ヴェーバーの言うように、いくら支持されなくとも「にもかかわらず!」と自分の政治信条に忠実に生きるのは、政治家の美学のひとつでありまつ。

しかしそれは、三原じゅん子のように退路を断ち、誰にもこびへつらわず、人生を賭けて政治をやろうとする人がやってこそ美しいのでつ。

不破志位にしっぽフリフリ。民主文学会の懸賞に入選しただけで文芸評論家を自称。参議院議員時代自分で国会質問を作れず、筆坂秀世に作ってもらっていたくせに、飛行機に乗る時はVIPルームを使わせろと羽田空港で大声で叫ぶような人が言うと、

お笑いにしかなりませんw

日本共産党創立88周年の主張

当blogで、参議院選の惨敗を受けて党中央委員会は本当に反省していそうだみたいなことを書くと、いや違うという意見が続出している。それだけ党本部に対する不信感が高いということだ。

主に民主集中制と綱領に立ち返る姿勢に批判が向けられているが、今日の主張を見ていると、確かに反省しているようには見えない。

党史がねつ造されたままである。党史のねつ造を止めないようで反省しているとは誰も思わないだろう。

綱領や党史にも反省が及ばないようでは、これまで通り赤旗を読んで目からうろこが落ちるタイプの人の意見しか聞く気がないと中央委員会は考えていることを意味する。

現在日本共産党に求められているのは、綱領も党史も全面的に書き換える解党的出直しだ。次の常任幹部会で、自分たちに対する党員、そして国民の不信感と真摯に向き合う方針をとれなければ、次の国政選挙での得票数は三割減ではきかないだろう。

ジェラルド・カーチスの言葉を報道

カーチスの言うことにどうこうとは言わない。ぼくちん的には老いたなという印象を持っている(ニ大政党の溶解第二ステージが始まったというのがぼくちんの考え)が、問題はこれを赤旗が掲載したこと。

日本共産党負けたけど、勝者はいませんでしたと言いたいのが見え見え。ことしは民主党並み、三年前は自民党並みで常敗したのは日本共産党である事実から目をそらせようとするような記事を今、赤旗は書くべきではない。

そんなのよりも、なぜ負けたのか記者座談会でもやれば?

たまたま拾ったネタ

参議院選挙最終盤の7月9日(金)早朝、神戸市西区桜が丘の住宅街で、街頭宣伝のために公職選挙法で定められた選挙運動用ポスターを信号柱と道路標識柱に掲示したとして公選法違反容疑で神戸西警察署が男性を逮捕するという事件が起きました。

みなさん! 男性は交通を妨害したわけでもなく、違法なポスターを貼ったわけではありません。

選挙の街頭宣伝の間、有権者に何党の宣伝かわかるように、ポスターやのぼり旗を掲げることは、どこの政党でもやっていることです。


ポスターをベタベタ貼りまわったのならともかく、短時間の宣伝の間だけ、倒れたり風で飛んだりしないように仮止めしただけで、なぜ「犯罪」になるのでしょう。


国民救援会がのりだしているとのことなので、おそらく逮捕されたのは共産党関係者だろう。

引用先のbogの写真を見ればわかるように、この方は選挙活動用のポスターと政治活動用のポスターの違いをご存じてないような感じだが、それにしてもこの程度のことなら「注意」ですむと思われる。

気になるのは、ニュースを検索してみてもそれらしいものは見つからないこと。はて?

選挙から一夜明けということで久々の宮本岳志先生!やってくれました。クリックしたら拡大します。

党中央委員会常任幹部会の反省声明の出た直後ですから、ヒラメの岳志も反省の姿勢を示していると思っていたら・・・全く以前と変わりませんw

「捲土重来」を使ってることから常幹声明を読んでいるのは間違いないでつ。それでこれだから、たけし先生をヒラメ呼ばわりするのは間違っていることをぼくちん思い知らされました。

正確には・・・なんて言ったらいいんでしょうねぇw?


豊島民商事件。これも日本共産党が党を正そうとした人を排除した事例のひとつだが、不当解雇された樋山氏の裁判、昨日「豊島民商の正常化をめざす会」全面勝訴に終わった模様

共産党員が党に逆らえない原因の最も大きな理由のひとつが、雇用を脅かされること。別に仕事を持ち、そちらで飯を食っている人はまだいいが、党の専従として給料をもらっている人は党から排除=即失業となる。しかも共産党専従は潰しが利かないので排除されるととたんに生活に困るのがほとんど。専従給与が低いから貯金もほとんどない状態で放り出されるのだ。

ちなみに有田芳生氏はそうした目に遭ってから共産党員時代以上の社会的影響力を持てるようになった数少ない人物の一人である。

参議院選挙の結果について 2010年7月12日 
日本共産党中央委員会常任幹部会から

日本共産党にご支持をお寄せいただいた有権者のみなさん、ご支援をいただいた支持者、後援会員のみなさん、党員のみなさんに、心からのお礼を申し上げます。多くのみなさんが炎天や風雨のなかで燃えるような奮闘をしてくださったにもかかわらず、それを議席と得票に結びつけられなかったことは、私たちの力不足であり、おわびいたします。

一、私たちは、今回の選挙結果を重く受け止めています。国政選挙での巻き返しにむけ、本格的な態勢構築をはかります。党綱領と大会決定にたちかえり、今回の選挙戦について、政治論戦、組織活動などあらゆる面で、どこにただすべき問題点があるか、前進のために何が必要かについて、党内外の方々のご意見・ご批判に真摯に耳を傾け、掘り下げた自己検討をおこなう決意です


当方がオチし始めてから、敗北の責任を党員や反共攻撃などに転嫁せず、自分たちが悪かったと認めたのは初めてのような気がする。

本当に真摯に反省しているのなら、今回の選挙戦のみならず党の体質から政策面、財政面その他、矢継ぎ早に改革していかねばならないことは山積している。どんなに速くても体制の建て直しには一年はかかるだろう。

そのために党内外の意見や批判に真摯に耳を傾けるのなら、自分たちで意見募集をするより、当blogに寄せてくれとやるのが一番いいよ....やらないだろうけどw

なぜなら、日本共産党はこれまで党批判をしてきた者を一貫して排除してきた歴史がある。こう書くと自分も批判したけど問題なかったぞと言う人がいるが、それは批判者が党に与える影響がほとんどなかったから。大きな影響力を及ぼすと思ったら確実に排除してくる。キンピー問題のキンピーを排除した時のように

今回の反省にしても党についてよく知っている、客観的に党を見ることができる党員ほど「本当に反省しているのか」「正直にモノを言えば相撲協会みたいに裏切られるかも」といった心配をする。

しかし当blogに書くなら、そうした心配はない。党中央委員会と通じることは全くない。中央委員会が頭を下げてきても誰が書いたか教えたりもしない。



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