正式名は農民運動全国連合会。日本共産党関連団体の中では、党中央からの覚えはよくない方だが、社会的に最も影響力のある団体。規模こそ小さいが、農民連の食の安全に関する発言は、政府、関連業界を動かす力を持っている。

その理由は、傘下の食品分析センターにある。食品分析センターが残留農薬分析などで数々の成果を発表、マスコミが喜ぶスクープを連発し、大々的に報道されるからである。本業の農民運動も、市場の荒波にもまれながらも、産直を推進。規模が小さいので目立たないが、一部で確実に浸透している。

しかし農民の共産党アレルギーは強く、加えてマーケティングに強い人材がいないため、組織的には退潮を避けられないでいる。共産党には気に入らないことだろうが、共産党の影を払拭できれば、大化けするポテンシャルを持つ団体である。