かならず感想を聞かれるので、その時に言うことは
「日本共産党の言うことって、レーニンの言う左翼小児病そのものですね。これじゃ共産主義とは言えないですね……」相手の目をじっと見つめて言うと、特に効果的。
あるいは「『左翼小児病』は手に入らなかったんで、『国家と革命』を読んだんですが、共産党って、レーニンの言う『日和見主義』じゅないですか?」でもいい。

レーニンの言う左翼小児病とは、簡単に言うと、プロレタリアート独裁と社会主義革命を実践しようとしないで、単に労働運動をやっているだけ(左翼用語で日和見主義という)という「病気」にかかっていることを指す。もちろんレーニンは、これを否定している。

すると、民青の先輩たちは「いやそうじゃない、日本はロシアと違うし、自主独立路線をとっているから」とか何とか、言い訳をする。
そこで、「じゃ、レーニンから私は何を学べばいいのでしょう?」と質問する。すると、「民主勢力の結集」とか「思想信条を越えて団結」とか言うはずである。
(ちなみに、そんなことをレーニンは言っていないが、そこは無視しておく)
そこで、
「だったら、今から自民党県連に行きましょう。それから創価学会に行きましょう。自民党は、自由と民主主義の党でしょ。一緒に結集しなきゃ。それに思想信条を越えて団結するなら、創価学会と団結すれば、みんなこれはすごいと認めますよ」

と先輩にすすめる。
先輩がぼう然としているのを見たら、驚いたふりをして「せんぱーい、先輩のおっしゃることをそのまま受け取れば、この結論が出るのは当然じゃないですか」と、うろたえたふりをする。そして、「私は何か勘違いをしているのかも知れません」と言って、先輩の前からいったん姿を消す。

民青の言い訳には、他に「平和スリカエバージョン」も考えられるので、この項続く。